「山本 太郎」という選択はあるのか
「いやぁ、ないない」
このブログを読んでくれている人の多くは、そう即答するのではないでしょうか。僕もそうです。しかし、そうも言えない雰囲気が、じわじわと広がっているのは間違いないようなのです。
ここにきて山本太郎氏の動向が注目され、各方面で取り上げられています。小沢一郎氏と袂を分かち、自由党を離党して政治団体「れいわ新選組」を立ち上げた山本氏ですが、それらの記事によれば、その支持が若者を中心に広がっており、既成政党からも看過できないほどの動きを見せているのだそうです。
「え? そうなの?」
正直僕もそう思いました。申し訳ないですが、僕の中で山本氏と言えば「一人よがりて突拍子もないことを言う人物」でしか無かったからです。政党の言いなりでしかないタレント議員とは一線を画しているのは間違いないですが、その政治信条はお世辞にも多くの有権者の心を掴むようなものではないというイメージしか持っていませんでした。
それが、ここにきて立て続けにメディアで取り上げられています。もちろん全てに目を通したわけではありませんが、確かに「なにかやってくれるかも」という期待を抱かせる力を持っていると、僕は感じました。
その中で特に興味深かったのが、アエラのインタビュー記事と、その記事に反応したアゴラの記事です。アエラとアゴラ、この2つのメディアが立て続けに取り上げる。それだけでも興味深いことです。WEB版の記事がこちらになるので、良かったら目を通してみてください。
とにかく新しい「なにか」への渇望とその受け皿
この国の最大の有権者層は「無党派層」です。僕もその一人です。
無党派層は政治無関心層ではありません。もちろんそういう人も含みますが、むしろ特定の支持政党を持たず、その時その時の最善と思われる投票先を吟味する、政治的関心が高い人々も多い層であるとも言えるでしょう。
できれば今後の支持政党のアンケートでは「無関心無党派」と「意図的無党派」を分けてパーセンテージを出せないものかと思うくらいです。
そんな「政治には関心があるけども、既成の政治には希望が見いだせない」と感じている人々は、「とにかく新しい風」を待ちわびているのです。
そんな「新しい風」になりえるのが、今や山本太郎氏しか見当たらない、というのが実際のところではないのか。僕はそう考えます。
史上初の女性首相にあと一歩まで迫った現東京都知事。あの時のフィーバーはまさに「新しい風を吹き込むもの」として、その風を渇望していた人々に熱狂的に支持されました。不覚にも僕もその熱に浮かされ、彼女が支持した二世議員に投票してしまった一人です。
しかし、その後の対応の誤りからその期待は急速に萎み、あれよあれよという間にその勢いが失速してしまったのは、記憶に新しいところです。
今回の夏の選挙、未だに解散総選挙の可能性が取りざたされているような状況ですが、とにもかくにも「新しい「なにか」を求める人々」の、その渇望は想像以上に大きいと思います。
トランプ大統領が誕生し、世界各国で極右政党が議席を伸ばしています。ナショナリズムばかりが強調されますが、そこにはきっと同じような「なにか」を渇望する思いがあったのではないでしょうか。なぜなら同時に左派勢力も議席を伸ばしているからです。とにかく既存の政治形態を変えたいと思う意思がそこには介在していると僕は考えています。
あなたはどう考え、どう行動するのか
ネットへの話題提供に事欠かない作家、百田尚樹氏は「山本太郎は今回の選挙で絶対に落選させたい筆頭」と言ってはばかりません。
百田氏に賛同する人も居れば、山本氏へ期待し支持する人も居るでしょう。
以前からの支持政党に投票する人も居れば、候補個人の人間性を重視して選ぶ人も居るでしょう。なにかのしがらみから特定の人物、政党に投票するしかないって人も存在するかもしれません。
ただ一つ言えることは、投票は市民が実行できる政治への参加、即ち参政権そのものです。
参政権は人権を実現するための権利です。
僕たちの一票が、僕たちの人権を守るのです。人権を守り、未来を創るのです。
その原点に立ち返り、投票用紙はただの紙切れじゃないことをしっかり考えないといけないと思います。
にーに、「飲み屋でタブーとされる三つの話題」って知ってるかにゃ?
・・・「政治」「宗教」「野球(スポーツ)」
知っててあえてこの領域に足を踏み入れたにゃ?
当ブログは『特定の政党・人物を批判、または支持する等の意図は一切ございません』
完全に棒読みだにゃ。
いやマジで(;^_^A それに飲み屋じゃないし(;^_^A
まぁいいにゃ。皆さん、にーにはみんなの未来のために、しっかり考えて投票してほしいと言いたいにゃりよ。よろしく頼むにゃり。
・・・チャタローさん(´;ω;`)シミル
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