時間をお金で買うという感覚 - まっぴらごめん～50歳からのセミリタイア挑戦～

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節約とはお金を使わない事では無い

昨年necottoが完成して、7月で1年になります。以前の記事にも書いた通り、現在の入居率は未だ50％。「保護猫共生賃貸」という特殊性からも、ある程度満室までには時間が掛かるだろうことは予想（覚悟）していました。残念ながらローン返済を家賃収入だけで賄うには至っていない状況です。

そこで大事なのは、今後入居者が増え、ローン返済だけではなく今後のメンテナンス費用の積み立てまでできるようになるまでは節約に励まねばならないということです。

もちろん満室になって利益を上げるようになっても、次を見据えて無駄な出費は控えないといけないことには変わりはありません。

ここで間違えてはいけないのは、節約とはただひたすら使うお金を絞っていくことではないという事です。節約とは「無駄な支出を抑える事」です。それは逆に言えば「必要な支出を惜しんでは節約とはならない」ということになります。

マキタのコードレス掃除機とロボット掃除機

necottoの兄貴分、沖縄の「猫専用アパート　まやちぐら」さんを訪ねた時の話です。オーナーのＴ氏はお子さんがハイハイを始めたばかりで、その周りを飼っている猫ちゃんが駆け回っているような状況でした。赤ちゃんがハイハイする以上、床の衛生状態には非常に気を使わないといけない時期だったわけですが、これがまぁピッカピカで猫の毛一本落ちてない。非常にびっくりして思わず「掃除どうされてるんですか？」と質問してしまいました。

そこで教えていただいたのがこの「マキタのコードレス掃除機とロボット掃除機」の組み合わせです。少しでも猫の毛や埃が目に付いたらコードレス掃除機でさっと吸い込み、日々の拭き掃除をロボット掃除機に任せる。Ｔ氏のご家庭では拭き掃除用ロボット掃除機をお使いでした。この組み合わせで驚異の清潔度を維持してらしたのです。この話の最中は僕よりも妻が目を輝かせていましたが(笑)

ここで大事なのが「ちょこちょこかけるコードレス掃除機」と「ロボット掃除機にやってもらう拭き掃除」で、どれだけの節約となるかということです。

コードレス掃除機はマキタ。コードレス掃除機と言えば例の「吸引力が変わらないただひとつの掃除機」が思い浮かぶかと思いますが、いかんせん・・・いかんせん・・・高い！　そうは皆さん思いませんか？　その点、マキタは長い間業務用として確固たる地位を築いていますし、値段もお手頃。フローリングが主の部屋を掃除するには十分です。そしてロボット掃除機は逆に最も有名な「ルンバ」と同じ会社の「ブラーバ」をチョイスされてました。

その組み合わせがマストなのではありません。その組み合わせが「その人にとってベスト」なのかどうか、そういうことなのです。ベストのチョイス、それは「最高の節約」と同義です。Ｔ氏は「お手頃で必要十分な吸引力と使い勝手の掃除機」と「拭き掃除に要する時間を別のことに使えるロボット掃除機」というチョイスをし、それが最高の節約となったのです。

節約とは、ただ支出を抑えるだけではなく、費用対効果で最大値を目指すということです。「時間をお金で買う。その時間を有効に生かす」その感覚が大事なのだと僕は思います。