まっぴらごめん~50歳からのセミリタイア挑戦~

老後は好きなことして過ごしたい! 生活のために働き続けるなんてまっぴらごめん。余生を「猫の保護活動」に注力するため、セミリタイアを目指して奮闘する日々を綴ります。

10連休最終日によせて~やっぱり日本人は働き過ぎ?~

10連休で「休み過ぎ」と感じる日本人

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初の10連休、今日はその最終日です。

終わってしまえば早かったですね。僕はそう感じてます。あなたはどうですか?

この10連休の間の出来事、まず筆頭はなんと言っても「改元」でしょう。時代の節目というものを誰もが目撃しました。

その他様々な事がありましたが、その中で僕が面白いと感じたのが「お父さん預かりサービス」のニュースです。

 

参考:GW限定で「お父さん預かり」サービス…お荷物?いえ、超快適な空間だった - FNN.jpプライムオンライン

 

これは奥さんや子供が行楽等にいそしんでいる間、行き場の無いご主人に時間と空間を提供するというサービスなのですが、私の目を引いたのがそのサービスを利用している方のインタビューの内容。なんとその方は「10連休は休み過ぎなので会社から持ち帰っておいた仕事をやるために利用している」んだそうです。

なんなんでしょう? その仕事をやっておかないと連休明けの業務に支障がでるのでしょうか? 詳細は分かりませんでしたが、僕の見る限りそんな切羽詰まった印象は受けなかったですけどね。

お上から正式に「休んでいいよ」とお墨付きをもらっているにも係わらず、休むことができる状況にある方がそのように考える。それはやはり日本人の特質の一つと言っていいのではないでしょうか。

例えば自営業やサービス業であるとか、時給で働いている方であれば分かります。「利益を得るチャンスを逸する」「収入そのものが減少する」のですから。

しかし他の報道などを見ても、そうではない方の多くがこの10連休を「休み過ぎ」と感じているようです。それは一種の「罪悪感」なんだと僕は思います。

 

「休むこと=悪い事」という思い込み

どうも日本人の多くは「与えられた権利を活用する」ことが苦手な気がします。

10連休、休日ではありますが「なにもするな」「遊べ」と言われているわけではありません。せっかく得ることができた240時間、ただ浪費するのは勿体ない。要はその時間をどう有効に使うかです。

普段激務に追われてる方なら何はさておき「身体のリフレッシュ、休養」に使うべきでしょうし、家族サービスもあるでしょうし、溜まってる家事なんかをやっつけるのも良いでしょう。そして僕がこのブログを始めたように新しいことに挑戦するのも良いでしょう。

ただ問題はそれらを一通りやった後でも時間が余った時に襲ってくる「罪悪感」です。

なんだか置いて行かれてるのではないかと感じる「焦燥感」です。

 

この感情を抱いている限り、「本当の自分の時間」を得るのは難しいのではないでしょうか。

 

「バカンス」ってなんだろう?

欧米の多くではバカンスという名目の長期休暇が義務付けられています。

本家フランスで全ての労働者に最低2週間の有給休暇の取得が義務付けられた「バカンス法」が制定されたのはなんと1936年なんだそうです。

そんな欧米に対して、勤勉であることが美徳とされた日本。手に入れているライフスタイルが豊かなのはどちらなのでしょうか。

政治的な意見もあるとは思いますが、少なくとも「余暇の有効利用が日本人の多くが下手」ということは断言できるかと思います。

僕はバカンスを満喫するまではいかなくても、日本人も上手に休んで、もっと自分の時間を有効に使えるようになってほしいと思ってます。

セミリタイアを標榜してみたり、もっと上手に休むべきなんてことを言う僕みたいな人間はまだまだ少数派でしょうし、場合によっては非難されるかもしれません。しかし、僕みたいな人間の比率が上がることは決してこの国にとってマイナスにはならないと思っています。

この10連休、「やることが無い」なんて嘆いているのであれば、好きな音楽をかけて好きな飲み物を用意して、「なんでやることが無いんだろう?」と考えてみてください。きっとそこから何かが見つかると僕は思います。「本当の自分の時間」の使い方が見つかるとと思います。

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