まっぴらごめん~50歳からのセミリタイア挑戦~

老後は好きなことして過ごしたい! 生活のために働き続けるなんてまっぴらごめん。余生を「猫の保護活動」に注力するため、セミリタイアを目指して奮闘する日々を綴ります。

necotto誕生物語 #03

建築業界ってこうなの?

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「保護猫共生賃貸® necotto」を建築するにあたって、複数の業者に見積もりを頼むことになるわけですが、その過程で僕たち夫婦が感じた正直な感想がこのタイトルの言葉です。「何がこうなの?」という事ですが、「シカト、ブッチが多すぎる!」んですよ。これには本当に驚きました。

まず、見積もり依頼をしても返事がない。メールにせよ電話にせよ「担当からご連絡差し上げます」というはずなのに、それっきりという事が何件もありました。

さらに質(タチ)が悪いのが、営業担当と面談したにも関わらず途中で連絡を寄こさなくなる業者が、それも複数あったということ。常識的に考えられます?

何かしらの理由があって「受けられない」と思ったのであれば、そのまま言ってくれればいいものを、音信不通になるとかありえないと思います。

特に酷かった例を二つほど。

 

1社は福岡市内にあるアパート建築を専門に手掛ける会社。問い合わせしてすぐに男性2名の営業担当が来ました。僕たちの話を聞いて凄い前向きな反応をし、「しっかり下調べをして見積もりのご連絡差し上げます」と言って土地・家屋の名寄帳のコピーなどを持ち帰って、それっきり。ただ個人情報渡しただけやん!

もう1社は隣町になる佐賀県基山町にあるH工務店。営業担当の方と何度も面談し、当然最初の見積もりも出していただきました。それが詳細な見積もりの話になった辺りで「予算的に厳しいかもしれない」ということになり、こちらも妥協案を提示して「本当に無理ならそう仰ってくださいね」と伝えて担当者は「必ずご連絡差し上げます!」、はいそれっきり。いやいや、営業マンである前に人としてどうなの?(笑)

 

当然そのような業者とは契約を結ばなくて正解だったとは思うのですが、そういった業者も「美味い案件」であれば契約するわけですよね。顧客にどういった説明やセールストークをしているのでしょう。上記2つの業者とも、下調べの段階では実績もあるし評判も上々でした(だからこそ見積もり依頼したわけですが)。

「技術的に要求に応えられない」であるとか「予算的に受けられない」というのであれば正直にそのまま伝えてくれればいいだけなのに、なぜ途中で放り出すようなことをするのか。本当に理解に苦しみます。

 

業者決定!

そんな中、最後まで真摯に僕たちの話を聞いてくれて、見積もりも何度も提示してくれた会社を3社まで絞り込みます。この段階でH27年末。

1社は大手電機メーカーが手掛けるP社、もう1社は全国の建築家との橋渡しを掲げている会社、A社としましょう。そして結果的に依頼する事になる、福岡市内の建築会社、S社です。

 

P社は残念ながら大手の建築プランの枠から大きく外れる提案ができないため、僕たちが求める要望(特にセキュリティ面)を満たすことができませんでした。さらに僕たちの予算より多めに費用を算定し、それを自社のサブリース契約でまかなってはどうかという提案をしてきたためお断りしました。最初からサブリースは嫌だと言っていたのに、最後の最後でこのような提案をされて本当にがっかりしましたね。

A社とS社は最後まで悩みました。どちらも僕たちの希望をしっかり聞いてくれて、設計してくださる設計士さんとも何度も打ち合わせして「すぐにでも建築に移れる」というところまで見積もりも出してくださりました。

最終的に同じ予算内で「鉄骨造で建築する」という提案だったS社に決定することになります。A社はプランは素敵でしたが木造だったんですよね。それに、S社の建築士さんが猫好きであったことも大きな要因です。いやこちらが第一理由かも(笑)

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取得した見積書のひとつ。実際の契約額とは全く異なります。

 

そんなこんなで、H28年1月、ついにnecottoは建築に向けて動き始めます。

建築計画書では完成予定はH28年12月

以前の記事にも書いてますが、実際の完成はH30年7月。おかしいですよね?

ここから僕と妻の苦労、いや戦いと表現していいような日々が始まるのです。

 

                           つづく

 

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