まっぴらごめん~50歳からのセミリタイア挑戦~

老後は好きなことして過ごしたい! 生活のために働き続けるなんてまっぴらごめん。余生を「猫の保護活動」に注力するため、セミリタイアを目指して奮闘する日々を綴ります。

譲渡会で猫と出会う。〜保護猫の里親になるという選択

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黄色い猫じゃらさんの譲渡会にお邪魔しました

どうも、猩々猫(@showjyoneco)です。

妻の白梅華です。

今日は二人で福岡県久留米市の保護団体「黄色い猫じゃら」さんの譲渡会へお邪魔させていただきました。

ちょっとびっくりしたよね~。

そうだね、特に会場には驚いたね。ではさっそく詳細をご覧ください。

佐賀県某所、そこで「黄色い猫じゃら」さんの譲渡会は開催されていました。

実はこの会場、個人が所有する「猫のための施設」であり、この日はオーナーさんのご厚意により利用させていただいていました。そのため場所の詳細は公開できませんのでご了承ください。

そして譲渡会の形態も「事前予約制」を取っていました。

この日の里親希望の方は6組。それに対して、譲渡対象の保護猫は約40匹。その多くが子猫です。

 

実はこの譲渡会、僕らが預かりボランティアをしている子猫3匹も参加する予定でした。しかし、対象の保護猫も多いですし、子猫たちへの負担も考え今回は見送りということで保護主である「さくらねこサポートOGORI」さんが判断し、今回はご挨拶だけとなったのです。

黄色い猫じゃらさんとは一度お話したいと思っていたので、こちらとしては間を取り持ってくださったさくらねこサポートOGORIさんには感謝しています。

 

黄色い猫じゃらさんについて

黄色い猫じゃらさんは久留米市を中心に活動されているのですが、いわゆるNPOであったり社団法人だったりといった団体ではありません。いわゆる個人で保護活動をしている方の集まりで、主要メンバーは4人。そしてそれを他のスタッフやボランティアさんがサポートするという形式をとっています。

しかしその活動は精力的で、久留米で保護活動に関わる人で知らない人はまず居ないのではないでしょうか。譲渡した保護猫の数も圧倒的ですし、私達もいつか直接お会いしてお話をさせていただきたいと常々感じていました。Twitterやブログ等、複数のSNSを利用しておられますが、今回はTwitterを紹介させていただきます。

twitter.com

 

今回お話をさせていただいて、保護活動に従事する方々の熱意とご苦労に本当に頭が下がる思いでした。

 

里親を募集する保護主には様々な形態があることを知ってください

今回紹介させていただいている「黄色い猫じゃら」さんをはじめ、里親を募集する「保護主」さんには様々な形態があります。

  • NPOや社団法人といった法人として活動しているところ。
  • 保護活動をしている個人が集まり「団体」として活動していところ。
  • 団体には属さず、個人として保護・譲渡活動をされている方。

大きく分けて以上の3つになるでしょうか。

案外、大きな組織として活動している団体は少数派です。実は猫の保護活動は、圧倒的に小規模な団体や個人が、地域に根差して活動している場合がほとんどなのです。

 

僕ら夫婦、いえ「保護猫共生賃貸®necotto」はその全ての活動をしている方と繋がりを持ちたいと考えています。そしてその保護に対する考え方に共感できれば、ぜひnecottoの入居者さんに保護猫を紹介していきたいと思っています。

もちろん、保護主さんの方が「necottoの入居者さんに譲渡するのはちょっと・・・」と断られる場合があっても、その考えを尊重するつもりです。それだけ猫の保護活動には色々な人々、団体があり、その同じ数だけ考えやポリシーがあるのです。僕たち保護猫共生賃貸®necottoはその全てを尊重します。

 

色々な考えや方法はあるけども、結局思いは同じ

お伝えした通り、保護活動には色々な方が色々な形で携わっています。しかし、その思いは皆同じです。

「不幸な猫を救いたい」

そのために自分(達)が、最も良いと思う方法で活動しているのです。

 

時には、方法や考え方がそれぞれで違うために、せっかく里親になりたいと思ってくださった方が戸惑ったり、ともすると憤慨される場合もあります。しかしそれは、自分が保護している猫たちに幸せになってほしい、その思いゆえだと分かってほしいと僕らは思います。

 

まとめとして

今回、黄色い猫じゃらさんの譲渡会にお邪魔して、忙しい中お話させていただいて、そのご苦労や熱意をしっかり受け止めさせて頂きました。

そして多くの保護主さんが、自分たちのできるギリギリ(以上)で活動していること。その中で決して笑顔を忘れずに活動している事、それを知っていただければ、と思います。

 

ダイエット報告:令和元年9月1日

体重 128.0㎏ BMI 36.6

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言い訳はいたしませぬ、増えました!('◇')ゞ

職場の飲み会がありましたので!(笑)

では9月、引き続き頑張ります!

 

 

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ペットとの避難。ペットが居るとどうしても避難の判断が遅れるという現実。

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キレイごとではなく、ペットを連れての避難はどうしてもはばかられる。

どうも猩々猫(@showjyoneco)です。

九州北部では先日(8月28日)から大雨が降り続いています。necottoのある小郡市でも農業被害などが出ていますし、佐賀県では武雄市を初めてとして甚大な被害が報道されています。

 

幸い僕個人やnecottoには被害はありませんが、妻である白梅華が勤めるイオン小郡SCは28日の14時まで臨時休業になりましたし、まだこれからも大雨の危険性が言われています。

 

以前の記事でも書きましたが、このイオン小郡SC、二年連続で水没の被害に遭っていてこの8日に営業が再開されたばかりですし、今後も気が抜けません。

www.showjyoneco.com

 

このような災害は、もやは他人ごとでは済まされません。

「ここはそんなことは起こらない」なんてことは最早通用しないのです。

今回の大雨で大きな被害を被った方もインタビューに「60年近く暮らしてきたが、こんなことは初めてだ」と答えていました。

 

雨はより激しく局地的になり、台風も巨大化します。

もう過去のデータや経験則はアテにならないと考えた方が良いでしょう。

 

では、そんな災害が予想される時、どういう行動を取れば良いのか。

 

これは昔から変わりません。

「普段から備え、災害が迫れば早めに避難すること」

です。

 

しかし僕らのようにペットを飼っている人間がいざ避難となった時、迅速にその決断を下せるか。少なくとも僕には自信がありません。

 

やはりペットを飼っていない人に比べれば、その判断は遅くなるのは間違いないでしょう。避難にかかる労力も増えますし、なにより避難した後が不安だからです。

 

ペットを飼っている人間が避難に対して持っている不安をまとめると、大きく2つに分かれるのではないでしょうか。

 

  • 避難先でペットはどのように扱われるのか。
  • ペットを避難所に連れていく事により、他の方の迷惑とならないのか。

 

では、現状で行政の対応はどうなっているのか見てみましょう。

避難先でペットはどのように扱われるのか

2011年に起こった東日本大震災から「ペットを飼っている人の避難」が課題として大きく取り上げられるようになりました。

 

ペットを飼う人がペットと共に避難する事が出来ず、やむなく犬や猫を野外に放つという事例が多発したのです。その後、保護団体などが懸命の努力をしましたが、無事に元の飼い主さんの元に戻れたペットの数は約1割だったそうです。

そうでない場合でも餌やりのために家に通ったり、避難所に入らずペットと共に車中泊を続け、エコノミー症候群で飼い主が命を落とすという事例まで発生しました。

 

そこで環境省は「人とペットの災害対策ガイドライン」をまとめます。

各自治体は、このガイドラインを元に対策を講じることになります。

 

www.env.go.jp

 

かなりボリュームのあるガイドラインですが、あなたがもしペットを飼っているのであれば、一度目を通してみることをお勧めします。特に僕が知っておいて欲しいと思う事柄を以下にまとめます。

 

「同伴避難」と「同行避難」

たった1文字しか違いませんが、この二つの避難の意味合いは大きく異なります。

 

同伴避難

ペットを避難先でもそばに置いて、共に避難生活を送ること、それが同伴避難です。

西日本豪雨の際に岡山県総社市の避難所で実施されたことで話題となりました。

しかし、残念ながらこの避難方法を取る自治体は少数派です。いえ、「ほとんど無い」と言ってよいでしょう。

 

同行避難

「ペット受け入れ可」となっている避難所でも、そのほとんどは飼い主の避難場所と、ペットの受け入れ場所を分けます。それが同行避難です。

ペットの受け入れ場所は飼い主と別の場所に設けられ、場合によっては野外のこともあります(大型犬の場合など)。

まずはペットの飼い主は、自分の自治体が避難所をどのように運営しているのか、それを確認しておくことが大切です。

 ペットを避難所に連れていく事により、他の方の迷惑とならないのか。

残念ながら、ペットを飼っていない人から見ると、ペットを連れた人と一緒に避難するは苦痛だと感じる場合が多いのが現実です。

熊本地震の後、内閣府は「28年度避難所における被災者支援に関する事例報告書」をまとめます。この中で「避難所の中にペットを入れて欲しくない」と回答した人は35.5%。理由は「臭いが気になる」「鳴き声や音が気になる」「アレルギーが心配」という順でした。

 

しかし、だからと言ってペットを飼う人を避難所で受け入れないわけにはいきません。そこで多くの自治体は「同行避難」という避難所運営を取っているのです。

 

ちなみに、necottoのある福岡県小郡市では「全ての避難所でペット受け入れ可」となっています。

しかしその手法は「同行避難」であり、飼い主とペットは分けられます。しかし一地方都市である小郡市が「全避難所でのペット受け入れ可」としているのは同市環境課の努力のたまものであると、僕個人は評価しています。

環境省のガイドラインを元に、小郡市が「小郡市ペット防災手帳」を作成しています。

www.city.ogori.fukuoka.jp

 

あなたの住む自治体でも、きっとなんらかの対策がとられているはずですので、ぜひ検索してみてください。

 

まとめとして。災害が差し迫っている時は「躊躇せずに避難」を

ペットの飼い主が避難を躊躇するのは、1にも2にも「不安だから」です。そしてその不安の原因は情報不足です。

であればぜひあなたも地元の自治体の避難体制を調べておいてください。

そして「自分とペットが、どう行動すれば最も命を守ることができるのか」それを把握しておいてください。

 

ハザードマップで自分の住む地域にどのような危険性があるのか。

洪水や土砂崩れの危険性が高いのであれば、大雨の警報や避難指示が出たら即時に、躊躇せずに避難してください。

その際ペットをどうすれば良いのか、ペットはどう扱われるのか、事前にしっかりと情報を集めておいてください。

 

同行避難であろうとも、一旦避難しておいて、浸水や倒壊などの危険がないことが確認されてから「自宅避難」を選択する事ができます。

また、まだ「ペットとの避難」の体制がしっかりできていない自治体でも、獣医師会や保護団体が一時預かりをしている場合もあります。そういった事を利用できないのか、しっかり調べておいてください。

 

防災は、結局自己責任かもしれません。

しかし、「自身とペットの命を守れる手段があったのにその方法を取らなかった(取れなかった)」それはペットに対しても申し訳ないことだと思います。

 

覚えてろ、地べたを這い、泥水をすすってでも、俺は生きる!

・・・漆さん、何見たの?(;´・ω・)

ポプテピ・・・

はいはーい、そこまでー!!(+_+)

 

 

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博多にある「ねこ蔵ホステル」さんを訪ねました

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8月21日水曜日、午後18時

 この日は絶対に残業するわけにはいきませんでした。なにせ「ねこ蔵ホステル」さんへの訪問の約束があるからです。

サラリーマン大家の悲しさ、自由になる時間はそう多くありません。

ダメ元でねこ蔵ホステルさんの問い合わせフォームから連絡させていただいたところ、快くお会いしていただけるとのお返事。お互いの予定をすり合わせ、今日の訪問となったのです。遅れるわけにはいきません。

幸いねこ蔵ホステルさんは僕の職場と同じ福岡市博多区にあります。

Googleさんによると徒歩で20分。ダイエットも兼ねて歩きます(笑)

 

こういう時、僕は出来るだけ裏道、というか細い道を選びます。なぜなら「猫と遭遇する確率が上がるから」(笑) この日も2匹の猫ちゃんと出会えました。一匹はサクラ猫でした。もう一匹は遠くて分かりませんでしたが、チチチと呼びかけると振り返ってくれました。もう完全に不審者ですね。

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道すがら出会ったサクラ猫さん

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見返り美人さん(想像w)

そんなこんなで到着は17時50分、バッチリです。現地で妻と合流です。

 

「ねこ蔵ホステル」とは

ねこ蔵ホステルは、保護猫シェルターにゲストハウスとカフェが併設した、とても個性的な施設です。

シェルターは壁の1面がガラス張りになっており、ゲストハウスの宿泊者やカフェの利用者が中の様子を見ることができるようになっています。

 

ゲストハウスやカフェの収益の一部が保護活動へ充てられます。

 

当日シェルターには 常駐猫さん3匹に加え、保護猫が14匹居ました。基本、シェルターの中に入れるのはスタッフさん以外では里親希望の方だけなのですが、この日は特別にシェルターの中でお話させていただきました。

 

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実は新人ボランティアスタッフさんの研修と時間が重なってしまい、スタッフさんへの支持を出しながらのお話となったのです。大変申し訳なかったのですが、これは僕らにとっては猫たちにも触れ合えるし、普段目にすることが出来ない保護の裏側、スタッフさんのご苦労も目にすることができるという、まさにこの上ない幸運でした。

 

僕らもほんの少しだけですがシェルターのお掃除のお手伝いをさせていただきました(^_^)

ねこ蔵さんの取り組み

 シェルターの管理など、保護猫の活動をしているのは「福ねこハウス@ねこ蔵」という団体になります。施設全体の運営と、保護猫の活動が分かれている感じですね。この日はこの「福ねこハウス@ねこ蔵」の主宰である井上氏とお話させていただきました。

動物愛護センターからの引き出し、里親探し

福ねこハウスさんの活動は基本的にこの「動物愛護センターからの引き出しと譲渡先探し」となります。引き出し元は福岡県と福岡市、それぞれの動物愛護センターからです。

平成29年のデータになりますが、この年に福岡県で殺処分になった猫の数は1,360匹。そのうち子猫が1,113匹(※福岡県庁統計より)。そうです、殺処分になる猫の大半はまだ生まれて間もない子猫なのです。

 

結果、ねこ蔵ホステルのシェルターに居る猫の多くが子猫になります。シェルターに居る居る子たちはみんなとても人懐こいですよ。僕ら夫婦もすっかりメロメロになっていまいました(笑)

 

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猫たちに大人気の白梅華

その他にボランティアスタッフさんの家で保護されている子も現在シェルターに居る子と同じくらいと仰ってたので、全部で約30匹くらいの猫が居ることになりますね。

 

譲渡会の開催

福ねこハウスさんは定期的にシェルターでの譲渡会を開催しています。基本的に毎月第二日曜日に開かれていますが、お注意いただきたいのがこちらは予約制ということです。シェルターに入れるのは時間を区切っての1組ずつになっているのです。

譲渡会についての詳細やお問い合わせは福ねこハウス@ねこ蔵のFacebookページからお願いします。

 

定期譲渡会以外にも、別途里親希望の申し込みも可能ですが、こちらも基本的に予約制となりますので、同Facebookページやメールでお問合せいただくようお願いいたします。

利用についての注意点

 その他の注意点として井上氏が仰ってたのが「カフェを利用すればシェルターに入って猫と触れ合うことが出来ると誤解している」人が非常に多いということです。

前述した通り、シェルターに入れるのはスタッフ以外は里親希望の方だけです。ゲストハウスの利用者は予約時に希望を出せばシェルターの掃除や猫への餌やりなどボランティアのお手伝いが出来る場合がありますが、カフェ利用の方はシェルターに入ることはできません。

しかし、美味しいお茶やお酒、そして料理を楽しみながら猫たちの様子を眺められるのは、それはそれで猫好きさんには堪らないシチュエーションなのではないでしょうか。

シェルターを見ることが出来るのは午後8時まで

動物愛護法により生体展示は午後8時までと定められています。そのため、午後8時になるとシェルターにはカーテンが下ろされて中を見ることはできなくなりますのでご注意ください。

カフェは金・土・日のみ昼間11:30~17:00でカフェ「茶蔵(さくら)」として。そして日曜以外の18:30~翌3:00まで日本酒Bar「夜茶蔵(よざくら)」として営業しています。うーん、お洒落! お店の雰囲気も抜群でしたよ。詳しくはHPをご覧くださいね。

www.nekokura.co.jp

まとめとして。「お会いできて良かった」

実は、こちらのシェルターにはnecottoの入居者さんが里親募集で来訪されたことがあるのです。その際は福ねこハウスさんの譲渡条件に合わずに譲渡は成立しなかったのですが、そういった経緯もあり、井上氏は僕らの考えや思いを一度聞いてみたかったとのことでした。ですので、忙しい中こうしてお時間を割いてくださったのです。

 

それはそうですよね、いきなり「保護猫を飼うことを条件のアパート」に住むので猫を譲ってくださいと言われても、保護団体さんは警戒して当然です。

この点については僕らも反省すべき点でした。やはり僕らの考えや思い、そういったものを出来る限り発信し、可能であれば直にお会いして伝えていく、それが本当に大事なのだと、今回の件で再認識しました。

 

それが今回こうしてお会いして、お互いの保護猫に対する思いを語り合うことで、すっかり僕らは意気投合したのです。話は尽きることなく、気付けば20時。カーテンを下ろす時間になっていました。

 

井上氏には本当に貴重なお時間を拝借して感謝の気持ちしかありません。

お互いの手法は違いますが、不幸な猫を一匹でも減らすため、今後も頑張っていきたいと思いを新たにしました。

 

どうか皆さん、ペットを飼いたいと思った時、「里親になる」という選択肢があることを忘れないでください。

 

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可愛い嵐がやってきた!:預かりボランティアを始めました。

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預かりボランティアとは

預かりボランティアとは、保護された動物を一時的に預かって飼養するボランティアのことを指します。これに対し、保護した人や団体を「保護主」といいます。

保護主が保護した犬や猫を、里親さんが見つかるまでの間をお世話する、それが預かりボランティアなのです。

 

今回、我が家もこの預かりボランティアとして地元の団体さん「さくらねこサポートOGORI(以下さくらねこさん)」へ協力させていただくことになりました。

 

3匹の子猫をお迎え

今回ウチにやってきた子猫は、母猫と一緒に居たところを保護された子たちです。母猫はさくらねこさんへの相談者が引き取ってくださることになり、残された子猫たちが里親探しの譲渡対象となったのです。

 

8月24日土曜日、彼らはやってきました。推定生後4か月のオス2匹、メス1匹。

ケージを用意し、先住猫である我が家の猫たちのワクチン接種も済ませ、準備万端です。

 

もともと妻の白梅華はいずれミルクボランティアをやりたいという希望を持っていますので、今回子猫を迎えることがとても楽しみだったようです。

 

ミルクボランティアとは今回迎える子猫よりもさらに幼い、乳飲み子のお世話をするボランティアです。このボランティアはとても大変で、2~3時間置きに授乳、排泄の世話が必要となります。それが長くて1ヶ月(へその緒がついてるような子を育てる場合)、体温管理なども必要になりますので気が抜けません。

 

そのミルクボランティアをすることが妻のこの先の希望なのです。

・・・すみません専業主婦させてあげられなくて(´;ω;`)

いつか経済的に余裕ができたら、実現させてあげたいものです。

 

話が脱線しました(笑)

 

もしこの記事を読んで「やってみたい」などの興味を持たれた方がおられたら、ぜひ「猫」「ミルクボランティア」「地元の地名」などのキーワードで検索してみてください。きっとヒットすると思います。

僕らの地元、福岡県でも福岡市の動物愛護センターが募集しています。

www.wannyan.city.fukuoka.lg.jp

 

元気いっぱい、なんの心配も無し。

話を戻して、ウチにやってきた子はみなウイルスチェック陰性、健康状態に問題なし。

問題無しどころか初日からケージから出すと暴れまわっていました。

「君たち、今日ワクチン接種してきたんだよね?」

通常ワクチン接種した当日は身体がだるくなって大人しいんですけど(笑)

 

 

預かりボランティアの条件

今回僕らがさくらねこさんと取り交わした預かりボランティアの条件は

  • 2回のワクチン接種及び去勢避妊手術費用は保護主が負担する
  • 預かり期間は最長来年の6月末までとする(年内に里親見つけたい!)
  •  緊急で病院に行く必要が発生した場合は預かりさん(僕ら)が連れて行き、領収書を保管しておく
  • 最初に預かった食事が無くなったら預かりさんが購入

以上が大きなものとなります。

団体さんによってこの条件は異なりますので参考程度にお読みください。

 

さー、本当の家族が見つかるまでしっかりお世話しますよ!(^_^)

 

ダイエット報告:令和元年8月25日

 体重 128.2㎏ BMI 36.7

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順調に落としてたのに、週末増やしてしまいました(´;ω;`)

やっぱりお米は太りますね。

金曜夜はジャンバラヤ、土曜夜は麻婆丼。いかんいかん(笑)

 

なんなのよ! あいつらは!

いやだからね、預かりボランティアで・・・(;^_^A

アタシは病院連れて行かれて注射打たれて、機嫌が悪いの!(シャー!)

怖いよぉ(´;ω;`)

モカは子猫相手にビビりすぎ(;'∀')<

 

 

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完全室内飼いを推奨する人間の苦悩:確かにそれは可愛いけども・・・。

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保護猫共生賃貸®necottoは完全室内飼いがルール

どうも猩々猫(@showjyoneco)です。

僕と妻とで始めた「保護猫共生賃貸®necotto」は、完全室内飼いで猫を飼育していただくことをルールとしています。

もちろん僕らもそうですし、入居者さん以外でも猫を飼うなら「室内飼い」を推奨しています。そしてその考え方を広めていきたいと思っています。

 

 

しかし、今日ネットニュースで以下のような記事を見つけました。

 

eureka.tokyo

 

・・・可愛いですね。純粋に可愛いですね。

きっとこのおばあちゃんに対して室内飼いを勧めたとしても、どこ吹く風でしょう。

 

困ったことに、ネット上ではまだまだ野良猫の様子や、家屋の外で過ごす猫の様子を「可愛いもの」「ほっこりする風景」としてもてはやしている部分があります。

 

その最たるものが岩合光昭さんの「世界ネコ歩き」でしょう。

www4.nhk.or.jp

実は僕らも大好きで、録画して観ていたりします。

でもこの番組って、外飼いの猫を紹介する番組なんですよねぇ。

室内飼いを推奨する僕らがこの番組が好きだなんて、矛盾してますよね。ええ、全くもってジレンマです

 

 でも、それでもですね、僕らは「猫を飼うなら室内飼い」を主張したい。

 

なぜなら、結果的に飼い主が悲しい思いをする確率が非常に高いからです。

 

僕らが完全室内飼いを勧める理由は以下の5つ。

  • 猫を交通事故から守る
  • 猫を感染症から守る
  • 猫を虐待から守る
  • 猫の健康管理ができる
  • 地域コミュニティとの関係を円滑にできる

 

ひとつひとつを説明するのは別の機会にさせていただきますが、良かったら以下の記事を読んでみてください。僕たちが言いたい事はこの記事に凝縮されています。

sakamoto5.exblog.jp

 

猫を外に出すということは、猫を危険に晒す事です。

そして結果的に、僕ら飼い主が悲しい思いをします。胸が張り裂ける思いをします。

 

完全室内飼いに対して批判的な意見があるのは承知しています。

しかし猫の命を危険に晒した時、その責任を我々は取れるでしょうか?

帰りたくて遠くで鳴いているかもしれない猫を、どこかで虐待されているかもしれない猫を、助けることができるでしょうか?

 

だから僕らは誰からなんと言われようとも「完全室内飼い」を推奨します。

 

確かに冒頭のおばあちゃんに、頭ごなしに「室内飼いじゃないとダメですよ!」ということはできないし、したとしても逆効果でしょう。

 

室内飼いに否定的な考えの人にも、「そうかもしれないねぇ」と少しでも思ってもらえる伝え方を考えていかないといけないと思っています。 

 

悲しい思いをしないと気づいてもらえないのかもしれません。

 

それでも、少しづつでも僕らの考えが拡がるよう、声をあげ続けようと思っています。

 

 

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印鑑文化よさようなら。虚礼には挙げられないが、最も無駄で非効率に感じる習慣。

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これまでも繰り返されてきた印鑑文化不要論

こんばんは、猩々猫(@showjyoneco)です。

前回、虚礼について書きましたが、今回は僕が今の世の中で本当に不要だと思っている印鑑文化についてお話させていただきたいと思います。

 

ぶっちゃけ、今のご時世に必要ですか?ハンコ。

 

necottoのローンを組むにあたって、そりゃあ何度もハンコを押しましたよ、銀行の書類に。当然実印です。印鑑証明も何度も提出しました。工期が延びて有効期限が何度も切れましたからね!(笑)

 

その度に担当の銀行員は押した印影と印鑑証明の印影をそれぞれ半分に折って、ペラペラと何度も間違いないか確かめていました。

それを僕は「大変やねぇ・・・。無駄な作業やねぇ・・・。」と思いながら眺めていたものです。

 

今の世の中、印鑑なんぞは印影と3Dプリンタがあれば複製可能です。

togetter.com

 

それなのに、なぜ未だに印鑑文化は無くならないのか。

印鑑業界を守るためなのか(笑)

 

日本にやってきた外国人に密着するという人気番組で、自分の印鑑を作って大喜びするフランス人男性のモデルさんが取り上げられ、大層人気が出ました(白梅華さんも大ファンです)。その中でも家を借りる時に印鑑が必要とされるくだりが放映されていました。外国人相手にです。

 

それだけ「印鑑文化」というのは根強いのです。

印鑑を持たない人は1人前の人間として扱ってもらえないと言っていいでしょう。

 

でも虚礼以上に、無くなってもきっと困らないでしょう。一部の人を除いて。

 

静かに進んでいる印鑑不要という流れ

実は、気付かないうちに印鑑不要という流れは進んでいたりします。

例を挙げるならまずネット銀行。提出する書類は「身分証(免許証等)の画像データ」となり、印鑑不要です。預金を下ろすのもATMですし、手続きは全てWEB完結ですし。

 

そして意外に「年金請求書」なんかもそうです。

今はほとんどの人が基礎年金番号とマイナンバーが紐づいていることもあり、年金請求書の多くは「本人が自署される場合は押印不要」となっています。

 

 

確定申告もe-Taxの電子申告を利用する場合は押印不要です。

ただし書面提出の場合は押印必須。「扶養親族等申告書」なんかもそうですね。

シャチハタなどのスタンプ印も不可とされています。理由は以下をご覧ください。

www.hankoya.co.jp

 

このように、実はじわじわと印鑑不要という流れは進んでいます。

が、困ったことに印鑑文化が一朝一夕になくなることは無いでしょう。

なぜなら「ハンコさえあれば誰でもその人間の権限を行使できる」というセキュリティとは真逆の利便性があるからです。

 

ハンコを打つ人が本人でなくても誰も気にしない

会社の決裁文書から宅急便の受け取りまで、印鑑の持ち主本人ではない人間が押印する場面というのはこの日本社会にどれだけあるでしょう?

まぁ宅急便についてはシャチハタだろうがサインだろうが構わないんですが(身分確認必須の送付物もあります)、このように印鑑は「承認の意思を示す手段」といて用いられる場合がほとんどで、決して本人確認の用をなしていないのです。

 

それが膨大な書類を必要とする日本社会が円滑に回っている理由です。

2016年の記事なので少し古いですが、印章業界の方がこんな事を言ってました。

www.news-postseven.com

 

「ハンコは本人認証というよりは、“確かにこれに同意した”という意思表示の証拠としての意味が大きい。だから静脈認証や生体認証ですべて代替はできない。

 意思表示の証拠として代わりうるのは『サイン』ですが、法改正など膨大な手間をかけてすべてサインに変えても、印章業界が損をして、得する業界はない。だから、誰もハンコをなくそうと本気では動かない」

 

・・・あほくさ(;´・ω・)

 

減らすべきは押印が必要な書類と、その工程や手続きの数です。それが何故分からないのか。

そんなことだから日本企業はスピードで海外企業についていけないのです。

大げさではなく、一日も早く無駄な印鑑文化を廃する事、それがこの国の命運さえも左右するかもしれない、僕はそう思っています。

 

ダイエット報告:令和元年8月18日

体重 126.1㎏  BMI 36.1

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すみません、先週ダイエット報告忘れてました(;^_^A

特に先々週は暴飲暴食が祟って太ったのですが、それでも130kgに達することはなくなったので、それは良い傾向だと思っています(^_^)

 

僕らも鼻の模様で本人確認できるらしいよ

「鼻紋認証システム」だね(^_^)

マイクロチップはちょっと怖いな・・・(´・ω・`)

うん、僕もその事については思う所あるから、今度そのことテーマにしようかな

にーにが動物愛護法に咬みつきます!

・・・やめい! そこまで言ってないから(;^_^A

 


はんこと日本人: 日本を知る (読みなおす日本史)

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虚礼の絆の狭間で。誰かが旗を振る虚礼廃止と、やむなく消えていく礼儀。

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開催されなかった「本家」の集まり

皆さん、お盆休み満喫されましたか?

今年は人によっては9連休だったそうですね。お盆関係無し、カレンダー通りの勤務だった僕には羨ましい限り。

 

しかし今年は台風も来ましたし、予定が狂った方も多いでしょう。

 

我が家の祖父方の「本家」では、毎年「分家」の人間が集まって法要があります。いや、あってました。今年は開催されませんでした。台風のせいではありません。

 

「本家」の主人であった僕の従兄弟叔父*1は3年前に亡くなり、本家にはその奥さんだけが残ってました。

親戚の女性陣に手伝ってもらっていたとは言え、その従兄弟叔父の法要の際には食事やお土産の采配をし、端から見ても「大変だろうなぁ」と感じていました。

 

その従兄弟叔母がぽつりと呟いたのです。

「主人の3回忌も無事務めたし、もうお盆の集まりはやめようと思う」と。

 

その場にいた親戚のほとんどが「そうね~、残念やねぇ」とは言っていましたが、誰も反対の意見を出すことはありませんでした。僕と同じように内心「大変やねぇ」と感じていたのでしょう。それに毎回の御仏前と、それに見合うお膳の準備。迎える側も呼ばれる側も少なからずの負担があったはずです。

 

従兄弟叔母が「やめたい」と言い出した時、正直僕はほっとしました。

 

しかし同時に、定期的に親戚が顔を合わす機会がなくなったのも事実。

決して親戚の方々は悪い人ではなく、会うのが苦痛だったわけではありません。僕の正直な気持ちは「めんどくさい」。ただそれだけだった気がします。

 

言わばこの毎年のお盆の集まりを僕は「虚礼」だと感じていたのでしょう。

虚礼とは「うわべばかりで誠意を伴わない礼儀。形式的な礼儀。コトバンクより)」なんだそうです。

 

しかしそれが今年、実際に開催されずにお盆が過ぎてみると「あの方は元気にしてたのかな?」「あの話はどうなったのかな?」と、意外と気になることが多いことに気が付いたのです。

 

虚礼だと思っていた年中行事が、実はしっかりとした「礼儀」であり、親戚の絆を確認する場だったのではないかと、今は感じています。

 

虚礼廃止と守りたい絆

数年前から「虚礼廃止」が叫ばれるようになりました。

 

僕もバレンタインの義理チョコや年賀状、過度なお中元やお歳暮、それに町内会の行事への参加強要など、「要らねえんじゃね?」と心の底から感じるものは廃止、または縮小へ進むべきだと感じています。

 

ですが誰かが旗を振る「虚礼廃止」のほとんどはその実は「経費削減」です。

特にビジネスの場で目にする「虚礼廃止」お言葉にはその匂いが強すぎて鼻白んでしまします。

 

up-to-you.me

 

しかし今回のように「やりたくてもできない」事情で消えていく時節の挨拶や行事。従兄弟叔母の寂しそうな顔を見て、今まで「家系」や「地域」が担っていた絆の形が変わりつつある、そう感じたのです。

 

 

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*1:いとこおじ・・・父母の従兄弟