まっぴらごめん~50歳からのセミリタイア挑戦~

老後は好きなことして過ごしたい! 生活のために働き続けるなんてまっぴらごめん。余生を「猫の保護活動」に注力するため、セミリタイアを目指して奮闘する日々を綴ります。

猫バンバンの有効性について。~猫は車のエンジンルームに入り込むことがある!

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どうも猩々猫(@showjyoneco)です(=^・・^=)

妻の白梅華です(⌒∇⌒)

妻の実家で昨年11月に保護された子猫、チコリは車のエンジンルームに入っていたところを保護されました。

なんと走行中に「なんか猫の声がする!」と気づき、到着した後に保護されたんです!Σ(゚Д゚)

きっと居た場所が良かったんだよね。悪ければエンジンかけた瞬間に・・・(>_<)

今回は大変な幸運に助けられましたが、まずは「猫がエンジンルームに入り込むことがある」という事実と、その対策としての「猫バンバン」について知ってください

結論から言うと「猫バンバンは万能ではない」ということになります。その上でどうすれば良いかを書かせていただきますm(__)m

 

特に冬場は注意! 猫のエンジンルームへの侵入。

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 保護された直後のチコリ

妻の実家でチコリ(♀)が保護されたのは昨年11月。ちょうど寒さが厳しくなり始めた時期です。

猫は暖かい場所を見つける能力に長けています。

それが時に悲惨な結果を招いてしまう。

 

まだ暖かいエンジンの熱を敏感に感じ取って、エンジンルームに侵入するのです。

そして、その暖かさを覚えてしまうと、それがその猫の習慣となってしまうのです。

 

まず車の運転をされる方には「猫がエンジンルームに侵入することがある」という事実を知っていただきたいと思います。

 

対策として呼びかけられているのが「猫バンバン」

想像してみてください。猫がもしエンジンルームに侵入していたとして、そのままエンジンを掛けてしまったら・・・。チコリは本当に幸運でしたが、もしファンベルトなどに巻き込まれてしまったら・・・。悲惨なことになります。

 

そんなことが起こらないように推奨されているのが「猫バンバン」です。

車に乗り込む前に、ボンネットをバンバンと叩き、猫が車外へ逃げるのを促す行為です。最近では車メーカーの日産が盛んに呼びかけ、キャンペーンを行っています。

www.nissan.co.jp

 

猫バンバンの効果に疑問を投げかける意見も多い

しかし、この猫バンバン、効果に疑問を感じてる人、または明確に反対を主張する人もいます。なぜでしょう?

 

それは「逆効果の場合がある」からです。

 

臆病な猫は、ボンネットをバンバン叩かれると、怖がってエンジンルームのより奥へ逃げる場合があるのです。そしてその場所はさらに危険な場所である場合が多いのです。

 

実際、猫バンバンしたのに猫が見つかったという事例はいくらでもありますし、実際に不幸な事故も起こっています。

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エンジンルーム内の子猫。どこにいるかお分かりだろうか?

100%有効な対策は無い。

ではどうすれば良いのか。

残念ながら100%有効な対策はありません。

最も効果的なのは「ボンネットを開けての目視」です。しかし、上で紹介した写真のような状況だったとしたら、一目で見つかるでしょうか?

それに冬場はまだ暗い時間帯に車を使用することも多いでしょうし、なにより車に乗り込む度にボンネットを開けるという時間と手間は確保できないという方も多いでしょう。

 

そこで猫バンバンです。猫バンバンは次善の策であることをご理解いただきたいと思います。確かに逆効果の場合もあります。しかし「何もしないよりはずっといい」のもまた事実です。

JAFも推奨している猫バンバン

qa.jaf.or.jp

 

猫バンバンは痛ましい事故を防ぐ有効な対策のひとつとしてJAF(一般社団法人 日本自動車連盟)も推奨しています。そう、「有効な対策のひとつ」でしかないということがポイントとなります。

 

他にも、「エンジンを掛ける前にクラクションを鳴らす」ということも効果があると言われていますが、住宅地の駐車場などでは少々難しいかと思います。

 

そして僕らが主張したいのが、猫バンバンを猫を車外へ追い出す行為ではなく「猫の気配を探る」ための行為として認識してほしいということです。

 

「猫を追い出す」のではなく「猫が居ないか確認する」

多くの人が猫バンバンを「エンジンルームに入り込んだ猫を追い出す」ための行為だと解釈していると思います。実際にその効果もあります。

しかしこれまでお話ししたように、あまり強く叩いてしまったり、そもそも臆病な猫が侵入してしまっていた場合、それは逆効果になってより危険性が増すことがあります。

 

そこで僕らは「猫バンバンは猫の気配を探るための行為」と思っていただだければと考えています。猫バンバンをして、もし少しでも猫の気配を感じたらすぐにボンネットを開けて確認する。「ボンネット叩いてさあ出発」ではなく、ボンネットを叩いたら気配が無いか耳を澄ます。これを習慣にしていただければと思います。

 

僕らが実践しているのは「猫コンコン」

僕ら夫婦が自動車に乗る前に習慣にしているのがこの「猫コンコン」です。

ドアをノックするようにボンネットをコンコン。そして耳を澄ます。

こちらの方が猫を過度に刺激することが少ないと考えているためですが、実際の研究結果などがあるわけではありません。

 

もちろん十分に時間的余裕がある時は最初からボンネットを開けて確認しますが、正直そんな時間は無い時もあります。そんな時でもせめてこの「猫コンコン」を行うようにしています。

 

まとめ:痛ましい事故を防ぐためにできることを

ここまで読んでいただいて「今度からボンネットを開けるようにしよう」と思っていただいた方も、「そんな面倒くさいことできるか!」と思った方もおられるでしょう。

しかし、これは交通事故と同じで誰にも起こりうることなのです。

どれだけ注意しても交通事故のリスクがゼロにならないのと同じく、猫のエンジンルームでの巻き込み事故のリスクもゼロにはできません。なら後は個人個人がどこまで気を付けるかになります。

 

自分の不注意や運転技術の未熟さから車をこすった、電柱にぶつけたなどの過失は「あーあ」と反省して修理すれば終わりです。しかし、もし万が一猫の侵入に気づかず、その命を奪ってしまったら・・・、後悔はいつまでも続くのではないでしょうか。

 

それに、最後にこんな事を言うのもなんですが、その場合の車の修理費に自動車保険が適用されない場合もあります。心理的にも経済的にも負担が大きい。

 

僕らは、もしそんな事が起こってしまったら精神的ダメージから立ち直れそうにありません。だからこそ、精いっぱい注意していきたいと考えています。

 

皆さんも、そんな事が起こりうるのだということをご理解いただき、可能な限り注意していただければと思います。

 

 

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