どうも猩々猫(@showjyoneco)です(=^・・^=)
妻の白梅華です(⌒∇⌒)
・・・烈火にゃ
今回は楽天モバイルの新プラン「UN-LIMIT Ⅵ」についてです。
私も旦那ちゃんに言われるがまま申し込みました(;^ω^)
あのね(;^_^A まあそうなんです、実は夫婦共々申し込みました。
これまではイオンモバイルだったけど、もっとお得になるんだよね?ヽ(^o^)丿
ウチの場合は恐らくね。でもこの新プラン誰にとってもバラ色のプランってわけではないよ。むしろ注意点が非常に多いと言っていい。
そうなの?
うん、申し込み前に自分にメリットがあるかしっかり確認しておくべきだね。そうしないと・・・
豆を植えて稗(ひえ)、にゃ
烈火さんご明察(;^_^A
- 満を持して発表された楽天モバイル「UN-LIMIT Ⅵ」
- まとめとして
満を持して発表された楽天モバイル「UN-LIMIT Ⅵ」
大手三大キャリアの格安プランが出揃ったタイミングで満を持して発表されたのが、今回紹介する楽天モバイル「UN-LIMIT Ⅵ」です。
開始は2021年4月1日。それまでは現状の「UN-LIMIT Ⅴ」が適用されますが、今申し込めばキャンペーン適用で1年間無料(自動でⅥに引き継がれます)なので、実質なんの支障もありません。
一見、1つのプランでライトユーザーからヘビーユーザーまで全ての方に対応するという分かりやすいものなのですが、実際には申し込みさえすれば誰でもその恩恵にあずかれるというものではありません。
今回はその特徴と注意点、特に注意点に重点を置いて紹介していきたいと思います。
楽天モバイル「UN-LIMIT Ⅵ」の特徴
- プランが1つのみで分かりやすい。
- 専用の電話アプリを使えば国内通話が無制限で無料。
- 無料で利用できるオプションが豊富。
- 店舗でも申し込める。
- 楽天市場のSPU(スーパーポイントアップ)対象。
主だった特徴はこのくらいでしょうか。ではそれぞれ見ていきましょう。
1.プランが1つのみで分かりやすい。
楽天モバイルの最大の特徴は何と言ってもこれです。
申し込めるプランは「UN-LIMIT Ⅵ」のみ(現在はⅤ)。あとは使用状況によって発生する料金が自動で計算されます。
料金はゼロ円(!)、980円、1980円、2980円の四段階。
特筆すべきは使用するデータ量が「1GBまでなら0円」でしょうか。
もちろんどれだけ使っても2,980円も破格の値段設定ですが、0円という設定は凄いです。後ほど詳しく書きますが、この設定があるために「SPUのためだけに契約だけして使わない」という選択肢が生まれます。
とにかく煩雑なプラン選択やオプション設定などが極力省かれているのは好感の持てるところです。
2.専用の電話アプリを使えば国内通話が無制限で無料。
これも大手3社には無いサービスです。
各社とも無料通話は用意していますがどれも「5分以内」という縛りを設けています。
専用アプリ「Rakuten linkアプリ」を使うという条件はありますが「国内通話かけ放題」が最初から付帯しているのは大きな魅力と言えるでしょう。
3.無料で利用できるオプションが豊富。
楽天モバイルUN-LIMITで無料で利用できるサービスには「留守番電話」「割込み通話/通話保留」「着信転送」「国内SMS」「国際SMS」「テザリング」があります。
特に僕が重視したのは留守番電話。
仕事中は電話に出られない職業なので、これが無料で付いてくるのは大きかったですね。他社の場合は追加料金が必要だったり、そもそも付けることが出来ない場合もあるようです。
留守番電話の機能は「最大3分で100件まで。1週間保存」となります。
こちらも専用アプリを利用することで無料で録音が確認できます。
その他オプションについては公式HPでご確認ください。
4.店舗で申し込める。
何気に、とても大きな特徴です。
大手三社の新プラン「ahamo」「povo」「Softback on LINE」は店舗での申し込みができません。自力でWebやLINEから手続きが必要です。
対面で相談しながら申し込めるというのは、ネットが苦手な人や高齢者の方には大変朗報になるのではないでしょうか。
5.楽天市場のSPU(スーパーポイントアップ)対象。
楽天市場で買い物をすることで付与される楽天ポイント。
買い物で利用できるだけでなく、この楽天モバイルの支払いなどにも使うことが出来ます。
この楽天ポイントは様々な条件を満たすことにより、付与されるポイントが最大通常の16倍まで増加するのですが、この「楽天モバイルと契約する」というのもその一つ。
さらに楽天カードや楽天銀行を利用していれば、文字通りざくざくポイントが貯まるようになります。
このSPU目当てで楽天モバイルを契約するのも勿論アリでしょう。
【重要】楽天モバイルUN-LIMITの注意点
なんだかいいことづくめのような楽天モバイルUN-LIMITですが、そうとばかりは言えません。むしろ事前に調べておかないと利益どころか不利益を被ってしまう場合さえあります。
はっきり言って、デメリットの把握こそが楽天モバイルを選ぶかどうかにおいて一番大切な点と言えます。ではどのようなデメリットがあるのでしょうか。
- 高速データ通信のメリットは楽天回線に接続した時にしか旨味が無い。
- 楽天回線エリアがとにかく狭い!
- 楽天回線エリアなのにパートナー回線に接続することがある(多い)。
- 楽天回線対応公式機種でないと、全てのサービス(サポート)が利用出来ない
1.高速データ通信のメリットは楽天回線に接続した時にしか旨味が無い
まさにこれです。これがキモです。
楽天が独自に基地局を設置して利用できる楽天回線に接続しないかぎり、上で説明した料金設定になりません。
要するに「楽天回線を利用してモバイルデータ通信を行った場合の料金設定」でしかないということです。
では他は?ということですが、
「パートナー回線接続の場合、高速データ通信は月5GBまで」ということになります。
それ以上利用する場合は追加でパートナー回線用のデータ量を購入するか、速度制限を甘んじて受け入れるかのどちらかです。さらに5GBを使い切って低速通信になった場合でも高速通信でGB数を消費しているものと同等としてカウントされます!これには注意が必要です。
まぁ速度制限が掛かるといっても、最大1Mbpsの速度が出るらしいのでそこまで激遅というわけではないかと思います(期待も込めて(;^_^A)。
2.楽天回線エリアがとにかく狭い!
ぶっちゃけ、楽天回線エリアのインフラはまだまだです。
現状は大都市圏や主要な鉄道の沿線上の周りだけというのが実情です。
現在のサービス提供エリアは公式HPから確認してください。
2021年1月現在で人口比73.5%。
それを同年夏には96%まで引き上げることを謳っています。
しかしそれはあくまでも予定であり、確実なものとは残念ながら言えません。
そして公式HPのエリアを確認してもらえれば分かりますが、人口比96%と言ってもそのエリアは大都市圏や主要な鉄道、幹線道路沿いが大部分です。他はパートナー回線エリアそして「圏外」です(;^_^A
登山が趣味の人なんかは「圏外」になってしまうところが多いので万一の場合を考えておいた方がいいにゃ
もしあなたが楽天モバイルの契約を検討しているのであれば、あなたの主な活動範囲が楽天回線エリアに入っているかを確認しましょう。
もしも入っていなければ、高速モバイル通信が利用できるのは5GBまでということになります。
3.楽天回線エリアなのにパートナー回線に接続することがある(多い)。
これも困ったことですが、せっかく楽天回線エリアに入って使っているのに、楽天回線ではなくパートナー回線に接続していたということがネット上で指摘されています。
これは楽天が自前の回線として使っている周波数帯(Band3)が1.7~1.8㎓と高く、遮蔽物がある場合に弱いのに起因しています。
それに対してパートナー回線となっているauの周波数帯(Band18)は800㎒。こちらは俗に「プラチナバンド」と言われる周波数帯で遮蔽物などにも強い。
結果、せっかく楽天回線エリアに入っているにも関わらずパートナー回線を掴まされてしまうという事態が起こってしまうのです。
前述したとおり楽天回線が用いている周波数帯は遮蔽物に弱いので「地下」や「屋内」でこのような現象が起きる場合が多いようです。
しかも、その切り替えを意図的に行うにはandroid端末でもある程度の専門知識が必要になりますし、iPhoneにおいては現状不可能です(どちらの回線に繋がっているかは確認できる)。
詳細は以下の記事に詳しい説明がありますので参考にされてください。
4.楽天回線対応公式機種でないと、全てのサービス(サポート)が利用出来ない。
公式機種とは楽天モバイルのWEBページで販売されているような特定のandroid端末の事を指します。
残念ながら僕も使っているiPhoneは「使える機種(基本Ⅹ以降)もあるがサポート対象外」となります。
公式HPで使えるかどうか調べられ、且つiOS用のアプリまであるのに、いざサポートを利用しようとすると冷たく「対応外」としてあしらわれることが多いようです(これがアプリ等の評価を下げる原因となっています)。
楽天モバイル(楽天回線)でiPhoneを使う | お客様サポート | 楽天モバイル
ちなみにiPhoneで楽天モバイルを利用した場合、利用できるサービスは「データ通信」「通話」「SMS(楽天回線)」の3つ。
緊急地震速報などの受信、APNの自動設定、110番・119番の通話における高精度のGPS位置情報測定などが利用出来ません。
詳しくは上に貼ったリンクからご確認ください。
結局楽天モバイルと契約してメリットのある人とは?
1.楽天回線エリア内に生活圏がある人
まず言えるのは、生活圏の大部分を楽天回線エリア内に置いている人です。
しっかり楽天回線を掴むことが出来るエリアに住んでいるのであれば、ライトユーザーからヘビーユーザーまでその利点を享受できるでしょう。
2.基本的にデータ使用量が5GB以内に収まる人
例えパートナー回線を掴まされたとしても、その容量が5GBを越えないような使い方をしている人であれば、なんら使用の不都合を感じることはないでしょう。実際僕がこの場合に当たります。
僕が使用している機種はiPhone11。モバイルデータ通信を使うのはもっぱら職場のある博多駅周辺です。そちらはがっつり楽天回線エリアですし、現在のデータ使用量も5GBあればなんとか収まる範囲です。そのため今回は乗り換えを決断しました。
またさらに1GB未満であれば1年間の無料キャンペーンが終わった後でもず~っと無料になりますので、ウチの妻などはそうなる可能性が高いです。
なるほど! そりゃ乗り換え勧めるわね(^▽^)
その他注意点:1年間無料キャンペーン終了間近?
楽天モバイルUN-LIMIT Ⅵの発表後、契約希望者数が爆発的に増加しているようです(僕もその1人ですが(;^_^A))。そのため現在は加入手続きの遅れが発生しています(21年1月30日時点)。
21年1月末時点でキャンペーン対象となる新規加入者は220万人。
当キャンペーンは300万人限定ですから、残りは約80万人分です。
遅くとも春までには定員に達すると考えていいかと思います。
(※加入手続きの遅れは2月3日時点で解消されています)
番外:禁断の裏技?「契約だけして使わない」
ん?どゆこと?と思った方もおられるかも知れませんが、この理由はズバリ「SPU狙い」です。
この楽天モバイル「UN-LIMIT Ⅵ」のプランの特徴の1つに「使用量1GB未満は0円」というものがあります。しかし使わなくても楽天市場を利用した際の楽天ポイントは増えることになります。
楽天市場を主に利用している方にとって、増加率1倍といえ長い目で見れば決して馬鹿にできません。
実際「新規で契約だけして使わない」のであれば、利用料は永年無料でポイントアップするようなものですから「利用しない手はない」と考える人もいるでしょう。
まとめとして
いかがだったでしょうか?
楽天モバイルは米倉涼子さんが叫んでいることをそのまま鵜呑みにして契約してしまっては危険なことはご理解いただけたかと思います(;^ω^)
しかし、上記の「メリットのある人」に該当するのであれば、検討すべきどころかお勧めできるプランかと思います。
家計の見直しはまずランニングコストから。携帯料金はその筆頭であるとすらいえます。
しっかり吟味して、ご自身にとって最もメリットのあるプランをご選択いただければと思います。
選択できれば苦労あり。にゃ
そうだね、でもその先に最良の未来があるよ(o^―^o)ニコ
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