まっぴらごめん~50歳からのセミリタイア挑戦~

老後は好きなことして過ごしたい! 生活のために働き続けるなんてまっぴらごめん。余生を「猫の保護活動」に注力するため、セミリタイアを目指して奮闘する日々を綴ります。

保護猫に出会ったら 第3回 ー給餌をしようー

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☆☆ごはんをあげる☆☆

月齢はどのくらいでしたか?体重が400gを越えていて

歯が生えそろっているなら猫用ドライフード(カリカリ)をあげられます。

ドライフードには「おやつ」と主食になる「総合栄養食」がありますので

「総合栄養食」を選ぶようにします。

あげる量はフードの表に書いてある量を目安にしましょう。

 

まだヨチヨチ歩きで歯が生え始めたばかりなら、

ウェットフードやドライフードをぬるま湯でふやかしたものを与えます。

これも量は表示の量を目安にします。

 

まだ歯も生えていない自分で動けないような子は猫用ミルクを与えます。

ただ、夜などでミルクが手に入らない時は何もあげないと

低血糖を起こしてしまう事がありますので緊急対応として

①人間用のミルクを通常の2倍に薄めて飲ませる

②砂糖水(お湯に砂糖を溶けなくなるまで溶かしたもの)を飲ませる

③牛乳1カップに卵黄1個と砂糖茶さじ4杯を混ぜたものを飲ませる

④スポーツドリンクをお湯と1:1で混ぜたものを飲ませる

などで代用します。すべて人肌に温めましょう。

 

仰向けで飲ませると器官に入ってしまう危険があるので

腹ばいで飲ませるようにします。哺乳瓶(細口)、スポイト、シリンジ

で飲ませるのが一番ですが、これも無い場合は

短めに切ったストロー、綿棒やガーゼに含ませる、お弁当用の醤油さし、

指にミルクをつけ口に垂らす、でも代用ができます。

 

量は生後1週間まで 一回当たり5~10㏄  一日に7~8回です。

  生後二週間まで  〃   5~15㏄   〃 4~8回です。

  生後三週間まで  〃 5㏄~欲しがるだけ 〃 4~6回です。

  

一気に飲ませようとすると誤嚥性肺炎を起こすので

少しづつ飲ませるようにします。

授乳前と授乳後に体重をはかると飲ませた量がわかるでしょう。

子猫の様子をみてお腹がポンポンになっていれば十分です。

前日の同じ時間帯より飲む量が増えていれば順調です。

 

一回あたりの平均量が飲めない子もいます。その時は授乳回数を増やしましょう。

反対に授乳時間になっても子猫が寝ている時はお腹がすいて

起きてくるまで待ちます。ただし生後二週間までは

8時間以上授乳しないと低血糖の危険があるので注意が必要です。

 

子猫がミルクを飲まない時は

①先に排せつをさせる

②吸い口を細いものに交換してみる

③まず体を温めてから授乳する

を試してみます。それでも飲まない時は病院で相談しましょう。

 

三週間を過ぎた頃から少しづつ離乳食へ移行します。

飲ませていたミルクに離乳食をまぜドロドロにして食べさせます。

その分ミルクだけ飲ませる量を減らしていきます。

子猫用の缶詰やパウチを混ぜて食べさせます。

その後ドライフードをミルクやお湯でふやかしたものを

食べさせ、だんだん固いものを増やしていきます。

 

離乳開始から3~4週間かけて生後6~8週で完全離乳するよう

目指します。ただ途中で下痢をするようなら一段階戻して

様子を見るようにします。

                    つづく

 

 

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