まっぴらごめん~50歳からのセミリタイア挑戦~

老後は好きなことして過ごしたい! 生活のために働き続けるなんてまっぴらごめん。余生を「猫の保護活動」に注力するため、セミリタイアを目指して奮闘する日々を綴ります。

高年齢求職者の現状

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「厳しい、厳しい」の一点張り。

高年齢求職者の話題を最近良く目にするようになりました。僕がその年代になったから余計目に付くのかもしれませんが、そういった記事のほとんどは「45歳以上の高年齢求職者の現状は厳しい」と訴えています。

しかし良く読んでみると「希望退職という名の首切り」であるとか、「上場企業に勤めていた人が希望退職に応じてはみたものの、同じような収入が得られる仕事が無い」など「すでにある程度のポジションを築いた人の悲劇」ばかりのような気がします。

そりゃあ、そういう人たちが本道を逸れてしまったなら、元のように稼ぐことは難しいでしょう。キツイ言い方かもしれませんが、年収600万とかであろう前述の方々は、その稼ぎが当然と思われるような能力の持ち主ならばそもそも転職を余儀なくされるような事態にならなかったのではないでしょうか。

 

果たして、そういう人たちが僕らの世代の代表なのでしょうか。

僕のように、契約社員で日々ヒーヒー言いながら働いて、副業や残業でどうにか家族を養えるだけの収入を得ている人々こそが本当に将来に不安を抱いて「どうすればいいのか教えて欲しい!」と情報に飢えてるのではないかと僕は思います。

nikkan-spa.jp

毎日毎日働いているけども、それでも将来が不安、本当ならそんなことになってはいけない、そういう人々こそ僕と同じように悩み、もがいているのです。

「働かないおじさん」問題

逆に、そんな言葉があるんだそうです。

これは「給料に見合った働きをしてない自覚はあるけども、なんとかやり過ごしながら会社にしがみついている中堅社員」を指すんだとか。僕から見ればなんとも羨ましい人たちなのですが、そういう人たちが企業の希望退職の増加や、高年齢の求職者を拒むような状況を作り出している一因となっているそうです。

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しかし僕はこれらの記事を「はぁ~そうなんですねぇ」とただ鵜呑みにすることがどうしてもできません。結局これらは高度経済成長期からの負の遺産、日本独特の企業体制が生み出した構造的欠陥です。

 

「やりがいを見いだせない人々」と「やりがい搾取」

今、自分の仕事にやりがいを見いだせずに日々を苦しいと感じながら生きている人々が居ます。

それは我々高年齢者だけでなく、日本中あらゆる世代に共通している問題です。

そういった問題が、鬱積した怒りとなってくすぶっています。

本日のニュースに以下のようなものがありました。

news.nicovideo.jp

 

僕は全ての問題が結局は「やりがいの欠如」から来ていると思います。高齢者の求職も、働かないおじさんも、若い世代の怒りも。

またせっかく仕事にやりがいを持っているのに、それを利用して報酬以上の労働を強いる風土があります。それをやりがい搾取と呼びます。そして結局多くのやりがいを感じられない人を生んでいく。

やりがいとは、言い換えれば「働くことの意味」です。

モーレツ社員などという言葉が死語になって久しいですが、当たり前に働くためのやりがいも見いだせない。そんな時代を乗り切るためにはどうすれば良いのか。不安を払拭するためにはどうすれば良いのか。

結局はより多くの、そしてより正しい情報を集めるしかありません。僕はそう思っています。情報こそが不安という闇を払う光となります。

情報の収集と分析、そしてその中から自分がやるべきことを選択する事、それだけがこれからの「自分でなんとかしないといけない時代」を生き抜く道だと思います。

 

 


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