まっぴらごめん~50歳からのセミリタイア挑戦~

老後は好きなことして過ごしたい! 生活のために働き続けるなんてまっぴらごめん。余生を「猫の保護活動」に注力するため、セミリタイアを目指して奮闘する日々を綴ります。

マイナンバー通知カードが使えなくなる?:5月25日以降の運用について

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紺色らいおんさんによる写真ACからの写真

どうも猩々猫(@showjyoneco)です(=^・・^=)

妻の白梅華です(⌒∇⌒)

・・・烈火、にゃ

今日はマイナンバー通知カードの廃止についてです

マイナンバー。。。通知カード?

そ、通知カード。あなた、ちゃんと保管してくれてるじゃん。でも今月25日で廃止になるんだよ

え? いきなり?

一応決まったのはちょうど1年前の5月だよ。でも全然周知されてないよね(;^ω^)

廃止されたらどうなるの?

これまで「マイナンバーの確認書類」として利用出来てたけど、それができなくなるよ

それ、困るの?

地味~にね(;^ω^) それじゃ詳しく見てみよう

所の法には矢は立たぬ、にゃ

 

 

マイナンバー通知カードは5月25日で廃止

マインナンバー(個人番号)制度が導入された際に配布されたのがマイナンバー(個人番号)通知カードです。H27年10月~12月にかけて送付されました(その後の新生児に対しては住民票が作成された後)。

 

そのマイナンバー通知カードが今月の25日で廃止になります。

廃止は昨年2019年5月、「デジタル手続法」の交付によって決定されました。

その理由としては、通知カードの正確性を維持していくための負担が大きいこと、マイナンバーカードへの移行を推進することなどが挙げられています。

 

皆様はこの経緯ご存じでしたでしょうか? 僕は全く知りませんでした。

 

新型コロナウイルスの緊急経済対策として支給される1人10万円の特別定額給付金。そのオンライン申請のために必要のなるため、にわかに注目されている「マイナンバーカード」ですが、現在その普及はまだまだ進んでいません。

昨年11月時点でその普及率は14%程度とされていましたが、今回のオンライン申請のためにマインナンバーカードの発行申請が増加しています。

 

www.nikkei.com

ただ、ここで気を付けていただきたいのが、今からマイナンバーの発行を申請しても入手できるまで、現在は2か月程度かかると言われているということです(通常は3~4週間とされていました)。

それから特別定額給付金の申請をオンラインで行うくらいなら書面申請した方が給付までの期間は短く済む可能性が非常に高いです。

 

慌てず申請書類が送付されてくるのを待つことをお勧めします。

 

通知カードが廃止されてもマイナンバーカードは発行できる

 また、通知カードが廃止されたからと言ってマイナンバーカードが発行できないわけではありません。

通知カードと一続きになっていた「交付申請書」の申請書IDが分かればオンライン申請ができますし、申請書IDが分からなくても書面での申請が可能です。

 

マイナンバーカードのつくりかた | 特集-マイナンバー | 政府広報オンライン

 

ーそれならマイナンバー通知カードが廃止されても問題無いんじゃ?

 

そう思われるかもしれませんが、そうとも言い切れません。

マイナンバー通知カードが廃止されると、マイナンバーの確認書類として利用できなくなるのです。これは実は地味に不便になります。

 

マイナンバーの確認書類として使えなくなるということ

マイナンバー確認書類として使えなくなるというのはどういうことでしょうか?

 

これまで、どこかにマイナンバーの提出が必要だった場合「マイナンバー通知カードのコピー+写真付き身分証(有効期限内の免許証など)のコピー」があれば、マイナンバーカードと同等に扱われていました。

 

マイナンバーカードとは「マイナンバー(個人番号)の確認書類と身分確認書類」の二つの役割を兼ね備えているのです。

 

そのためマイナンバーカードの提示が必要とされる手続きにおいても「マイナンバー確認書類」と「身分確認書類」が別々に提出されれば問題なく手続きができるのです。

 

これまでその「マイナンバーの確認書類」として利用出来ていた通知カードが、25日からは利用できなくなるのです。その後マイナンバーの確認書類として利用出来るのは原則として

  • マイナンバーカードそのもの
  • マイナンバーが記載された住民票

の2点のみとなります。

通知カード廃止後に自分のマイナンバーを通知する書類としては「個人番号通知書」が発行されることになります。しかし、その個人番号通知書もマイナンバーの確認書類としては使用できません。前述の2つのどちらかが必要になります。

 

ご存じの通り「住民票の交付には手数料(印紙)が必要」となります。

マイナンバーカードを所持していない場合、事ある毎に印紙購入の出費が発生する可能性があるのです。

詳細はお住いの自治体のHPを確認してください。僕の住む福岡県小郡市のHPでは以下のようになっています。

www.city.ogori.fukuoka.jp

 

では、そういった「マイナンバーの確認書類」が必要な場合とはどんな時でしょう?

例としては

  • 確定申告や法定調書などの書類を税務署に提出する場合
  • 老齢や遺族などの年金請求を行う場合

などが挙げられます。

 

例:年金請求の場合

老齢や遺族といった年金請求の場合では、請求者に配偶者や未成年の子がいる場合「戸籍謄本」「世帯全員の住民票」「加給対象者の所得証明書」などが必要になる場合がありました。

それが請求者と対象者のマインナンバーが確認できれば住民票や所得証明などの一部添付書類の省略が可能となっています。

その際に利用できたのがマイナンバー通知カードでした。

それが、来月以降は使えなくなります。請求者はマイナンバーカードを所持しておくか「マイナンバー記載の住民票」を取得するかのどちらかの対応が必要となる可能性があります(ターンアラウンド式老齢年金請求書を利用する場合など例外があります)。

 

これは税務署での手続きでもおおむね同様となると考えられます。

 

救済措置としてしばらくは確認書類として利用できる(条件あり)

ここまで説明させていただいたことは、多くの方にとっては寝耳に水であったかと思います。

実際今回このことが広く知られるようになって大きな反響が起きています。その多くは不満や怒りなど否定的なものです。

news.yahoo.co.jp

しかし、25日を迎えたら一切通知カードが使えなくなるというわけではありません。ちゃんと救済措置があります。

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出典)総務省

この通知カードに記載されている情報に現在まで変更が無い場合、引き続き当面の間マイナンバー確認書類として利用が可能です。

「当面の間」とはいつまでか。残念ながら総務省や各自治体のHPを確認しても正確な時期の明記はありませんでした。

 

そしてこの通知カードに記載されている情報に変更がある場合(婚姻による氏名変更や転居による住所変更など)、今月5月25日を機に確認書類として利用はできなくなりますからご注意ください。

 

まとめとして

今回の新型コロナウイルス(COVID-19)流行に伴い、にわかに注目度が増しているマインナンバーですが、適正に運用されれば我々の生活に様々な恩恵をもたらしてくれるはずです。

その必要性を感じることが少なかったことや個人情報の取り扱いに対する不信感などによって今まで普及が伸び悩んでいましたが、ここにきてその必要性を感じる人が増えているのは間違いないでしょう。

皆様それぞれの考えがあるでしょうが、今後マイナンバーが利用できる機会、場所は増えていきます。

 

今回の「特別定額給付金」のオンライン申請の対応など、恣意的なものを感じている方も多いとは思いますが、これを機にご自身とご自身に附番された個人番号との関わりを見つめなおしてはいかがでしょうか。

 

ちょっと待って! ウチは引っ越したから通知カードと住所が違うわよ!

違うねぇ(;^ω^)

じゃあ確認書類として使えなくなるってこと?!

そうなるねぇ(;^ω^)

なに呑気に言ってるのよ!イライラする! パーンチ( メ ̄皿 ̄)=O);゚〇゚)ノ.ウグッ

アタタ(;´Д`) まぁ申請IDは分かるし、ウチもボチボチ作るかねぇマイナンバーカード

なんか誰かの思う壺みたいで釈然としないけど、仕方ないわねヽ(`Д´)ノプンプン

道理を破る法はあれども法を破る道理なし、にゃ

( ´・з・)bシーッ!!

 

 

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