まっぴらごめん~50歳からのセミリタイア挑戦~

老後は好きなことして過ごしたい! 生活のために働き続けるなんてまっぴらごめん。余生を「猫の保護活動」に注力するため、セミリタイアを目指して奮闘する日々を綴ります。

マイナポータルって何?:特別定額給付金でにわかに注目されるサイト

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K-factoryさんによる写真ACからの写真

どうも猩々猫(@showjyoneco)です(=^・・^=)

妻の白梅華です(⌒∇⌒)

・・・烈火、にゃ

今日はマイナポータルについてです。

10万円のオンライン申請ができるんだよね!(^▽^)

・・・正しくは新型コロナウイルス感染症緊急経済対策に伴う「特別定額給付金」・・・にゃ。

・・・ご、ごめんなさい(;・∀・)

そう、その給付金のオンライン申請ができるとしてにわかに注目されているサイトなんだけど、そもそもどんなサイトか知ってる?

知らないけど、オンライン申請できるなら利用したい!

んー、残念だけど利用できるのはマイナンバーカードを所持してる人だけなんだ。僕らみたいな「通知カード」しか持ってない人は利用できないんだよ(;^ω^)

えーー!そうなの?!

ネズミを見て猫を呼ぶ・・・にゃ

烈火は難しい言葉を知ってるわねぇ(◎_◎;)

(・・・正しくは「ウサギを見て犬を呼ぶ」ね(;^ω^))

 

 

そもそもマイナポータルとは

 マイナポータルとは政府が運営するオンラインサイトです。

行政手続きのオンライン化、行政機関からのお知らせの確認など、国民の利便性の向上のために設置されました。

 

マイナポータルのサイトで出来ることの主なものは以下の通り。

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出典)内閣府公式HP


「ん~、色々できるみたいだけど、具体的なイメージが沸かないなぁ」

それが正直な感想なのではないでしょうか。

 

実際色々試してみないことにはその利便性を実感することはできないでしょう。

しかしここで最大の問題。

マイナポータルサイトはマイナンバーカードが無ければ利用できません

現在大多数の方はまだ最初に届いた「マイナンバー通知カード」をそのまま保管されているだけではないでしょうか?僕もそうです。

 

せっかく今回「特別定額給付金」のオンライン申請が出来ると話題になったマイナポータルサイトですが、マイナンバーカードを所持していなければそもそもログインすらできないのです。

マイナポータルサイトを利用するにはまずアカウントの登録が必要となります。

 

では、まずはその登録方法についてご紹介します。

 

www.cao.go.jp

マイナポータルの利用方法

まずはマイナンバーカードを取得しよう

 マイナンバーカードの申請方法は大きく4つ。

  1. 郵送申請
  2. パソコンからのオンライン申請
  3. スマートフォンを利用したオンライン申請
  4. まちなかの証明写真機からの申請

平成27年10月~12月の間に「マイナンバー通知カード」と「個人番号カード交付申請書」が届いているはずですが(新生児には住民票作成から3~4週間)、皆さんきちんと保管していますか?

そちらから自分のマイナンバー(個人番号)及び申請書IDを把握するのがスタートとなります。もし紛失している場合はこちらをご覧ください。

マイナンバーカードの申請方法~通知カードを紛失した場合(PDF形式:54KB)

 

ではそれぞれ見ていきましょう。

1.郵送申請

最も基本的な申請方法がこの郵送ではないでしょうか。

個人番号カード交付申請書に署名または記名・押印し、顔写真を貼り付け、郵便ポストに投函します。

送付用封筒も同封されているのですが、H27年当時に送付されたものは期限が切れているはずです。その場合はこちらから新しい封筒のPDFをダウンロードして利用することができます。料金後納ですよ。

封筒(料金後納)様式(PDF形式:241KB)

 

2.パソコンからのオンライン申請

まず顔写真を撮影しパソコンに保存します。

交付申請用WEBサイトにアクセスし、画面の表示に従って申請してください。

申請書に顔写真のデータを添付して送信します。

この手続きには申請書IDが必要となります。

パソコンによる申請方法(マイナンバーカード総合サイト)

 

3.スマートフォンを利用したオンライン申請

ますスマートフォンで顔写真を撮影し保存しておきます。

マイナンバーカード申請書に印刷されたQRコードを読み込んで申請用サイトにアクセスします。

必要事項を入力し、顔写真を添付して送信します。

スマーフォンを利用した申請方法(マイナンバーカード総合サイト)

 

4.まちなかの証明写真機からの申請

なんと証明写真機から申請が可能です。そうです、履歴書に貼る写真などを撮影するあの証明写真機です(対応機種に限る)。

証明写真機のタッチパネルから「個人番号カード申請」を選択し、申請書のQRコードをバーコードリーダーにかざしてスキャンします。

あとは画面の指示に従って必要事項を入力し、顔写真を撮影して送信します。

ご利用になる証明写真機が申請に対応しているかは写真機そのものに書いてありますし、各メーカーのWEBサイトでも確認できます。

こちらに各メーカーの外部リンクがまとめてありますのでご利用ください。

マイナンバーカード交付申請(マイナンバーカード総合サイト)

 

いずれの申請方法でも、不備が無ければ受付からおよそ1か月程度で「交付通知書」が送付されてきます。

その交付申請書と写真付きの身分証を持参の上、各市区町村役場での受け取りとなります。

 

そうです、直接マイナンバーカードは送付されないのです( ´゚д゚`)エー

高齢や病気などの理由で本人が受取りにいけない場合などは代理受取が可能です。

詳細はこちらをご覧ください。

マイナンバーカード交付の手順

 

マイナポータルWEBサイトでアカウントを登録する

さあ、無事にマイナンバーカードを取得したら、やっとマイナポータルでのアカウント登録となります。こちらの方法は大きく2つ。

  1. パソコン+ICカードリーダライタ(別途家電量販店などで購入)を利用した登録
  2. スマートフォンでQRコードを読み取って登録
1.パソコン+ICカードリーダライタを利用した登録

パソコンにICカードリーダライタを接続。

ICカードリーダーにマイナンバーカードを挿入した状態でマイナポータルWEBサイトにアクセスします。

トップページ下部の「ICカードリーダライタを使ったログイン/利用者登録」をクリックして指示に従って登録します。

2.スマートフォンでQRコードを読み取って登録

まずパソコンでマイナポータルWEBサイトにアクセスします。

トップページ下部の「2次元バーコードを使ったログイン/利用者登録」をクリック。

指示に従って必要事項を入力し登録していきます。

またパソコンが無い場合でも対応スマートフォンであればスマートフォンのみでの利用が可能です。

詳しくは以下を参照されてください。

マイナポータルログインの手順

 マイナンバーカードとマイナポータルの現状

ここまでマイナンバーカードの取得からマイナポータルへの登録までをご説明させていただきましたが、現状としてそれぞれの普及はどの程度進んでいるのでしょうか。

 

まずマイナンバーカードの普及率ですが2019年11月時点で14%程度と言われています。そしてその中でマイナポータルまで利用する人となるとどれほどになるのか。

昨年7月に「想定件数の0.02%にとどまる」との報道がされましたが、恣意的な部分を考慮しても利用者は相当少ないとみるべきでしょう。

www.msn.com

 

マイナンバーカードの利点はまず「身分証明書として使える」ことです。しかし現状で最も使い勝手の良い身分証明書は運転免許証でしょう。運転免許証を所持しない(できない)方にとっては選択肢になり得りますが、それだけでは申請する動機としては弱いですね。

また確定申告のオンライン申告に利用できることも挙げられますが、これも通知カードと他の身分証明書があれば税務署でIDを発行してもらうことで解決します。

やはり手間を考えるとなかなか腰は上がりません。

 

しかし、今後この状況は大きく変わるかもしれないと僕は思っています。

理由としてまず今回の10万円の特別定額支援給付金オンライン申請によって注目されたこと。そして今後普及に向けて様々な背策が実施されるからです。

 

まず今年の9月から来年3月までキャッシュレス決済での買い物をすると25%ものマイナポイントでの還元が予定されています。このマイナポイントはマイナンバーカードを所持していないと付与されません。

こちらは今年6月で終了する「キャッシュレス決済・消費者還元事業」の代替制度として期待されています。

 

さらに2021年からは健康保険証・お薬手帳として、2022年以降にはハローワークカードとしても利用できるようにすることが予定されているのです。

manetatsu.com

 

政府も「住民基本台帳カード」の轍を踏むわけには行きませんから、今後かなり力を入れて普及に取り組むでしょう。

さらに今回の新型コロナウイルス(COVID-19)の流行に対する経済支援の新たな施策が追加される場合、そこにマイナンバーカード取得を促すような手順や方法が盛り込まれることは大いに考えらると僕は思います。

www.mag2.com

 

まとめ:マイナンバーカードを取得したのなら利用すべき

今回、特別定額支援給付金のオンライン申請のために新たにマイナンバーカードを取得することは、タイムスケジュール的に意味がありません。恐らく書面申請の方が給付まで早いからです(自治体による差があるますが)。

 

しかし今後の施策を考えると、これからマイナンバーカードを取得することは無意味とは言えません。むしろ多くの優遇措置を受けることができます。

 

マイナンバーカードの取得に消極的、または拒否感を持っている人はまだまだ多い。

その大きな理由は「必要性を感じない」「プライバシー保護への懸念」の2つでしょう。

 

しかしマイナンバーカードを取り巻く状況は今後大きく動き続きます。

その中でマイナンバーカードを取得するかどうか、それは各々の判断です。

しっかり情報を集め、自分にとって最良と思われる行動をとっていただければと思います。

 

ただマイナンバーカードを取得したのであれば、マイナポータルを利用しない理由は無いのではないでしょうか。

特にマイナポータルでは「ねんきんネット」をはじめとする外部サイトへのアクセスが一元管理できます。これは何気にかなり便利だと思います。

 

マイナンバーカードを作るかどうかしっかり判断した上で、作ったのであればぜひ利用すべきだと思います。

 

濡れぬ先こそ露をも厭え・・・にゃ

いや、烈火さん・・・相変わらずシニカルだね君(;^_^A

 

 

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