まっぴらごめん~50歳からのセミリタイア挑戦~

老後は好きなことして過ごしたい! 生活のために働き続けるなんてまっぴらごめん。余生を「猫の保護活動」に注力するため、セミリタイアを目指して奮闘する日々を綴ります。

フラップ手術とは:歯周病治療で勧められる外科的治療

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まぽさんによる写真ACからの写真



どうも猩々猫(@showjyoneco)です(=^・・^=)

漆でーす(^▽^)/

実は僕、年明けから歯科医を受診しています。

僕も去年お口の治療したよ!(過去記事

うんうん、あの時は偉かったね(^▽^) で、僕も今掛ってる歯科医から手術を勧められています。

にーにも肉腫できたの!?

違うけど、やっぱりお口の中切るみたい・・・((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

にーに情けない!

 

 

歯石を取っただけなのに・・・

 

実は僕は境界型糖尿病で経過観察中。その担当医に歯科と眼科を受診して糖尿病手帳に結果を記載するように指示されたのです。

 

で、眼科は会社の健康診断で眼圧と眼底を調べるのでそれでOK。

残る歯科医は受診となったわけですが、どうせ受診するならということで歯科検診に続いて歯石取り及び虫歯の治療を行いました。

 

その過程で勧められたのが今回紹介する「フラップ手術」です。

聞きなれない言葉ですが、先生スラっと「歯茎を切り取ってぇ・・・」とか説明してきます。

 

いやいやいや、ちょっ、ちょっと待って・・・(;´Д`)

 

保険適用でも2万4千円くらいかかるとか言ってるし、即決はできません。

そこで調べてみましたよ(^▽^)/

 

フラップ手術とは

フラップ手術とは、重度の歯周病に対して行われる外科的処方です。

施術対象の目安としては歯周ポケットの深さが6mm以上とする場合が多いようです。

 

その内容ですが、簡単に言うと「歯茎の上部を切開または切除し、歯根が目視できる状態で歯垢・歯石および炎症を起こした組織を除去する」手術となります。

ちょっと聞いただけでも痛そう(´;ω;`)

施術は局所麻酔をして行われます。

 

歯周病の外科治療「フラップ手術」とは|協会けんぽ 健康サポート

 

こちらが我々のような一般の人間にも最も分かりやすい記事だと思います。

 

フラップ手術の費用と有効性

僕が通院している病院では1カ所約6000円。上下の歯とも左右それぞれの奥歯に施術するので合計4カ所で約24,000円との説明でした。

このフラップ手術は保険適用となりますので上記の費用は3割負担の金額となります。

 

調べた限りでは適正な費用提示のようです。

 

では、フラップ手術はそれだけの費用をかけて受けるだけの効果があるのか。

やはり他の医療行為同様、フラップ手術にもメリットデメリットがあります。

 

フラップ手術のメリット
  • 医療保険適用対象である
  • 歯周ポケットの奥深くまで、目視しながら歯石等の除去が可能である

 

フラップ手術のデメリット
  • 歯茎の低下により、知覚過敏を引き起こす可能性がある
  • 外科手術のため麻酔覚醒後に違和感、痛みを伴う場合がある。
  • 術後のケアを怠ると、却って歯周病の進行を早めてしまう。

 

最後に挙げたデメリット。これが一番大事です。

せっかく肉体的にも経済的にも痛い思いをして施術しても、歯周病の進行を早めては意味がありません。

 

決して歯科医院の勧めるまま気軽に受けていいような治療とは言い難いのです。

もしあなたがフラップ手術を勧められたら、必ず説明をしっかり受け、納得の上で施術を受けるようにしましょう。

 

また歯科医師の間でもその施術を行うかどうかの判断基準については今だ議論がある状態であるということも知っておきましょう。

以下に判断基準について論文を紹介しておきます。

 

フラップ手術の適応症例選択のヒント

 

日本歯周病学会専門医・指導医

歯周病を治療するスペシャリストとして認められた歯科医に与えられる「日本歯周病学会専門医・指導医」という称号があることをご存じでしょうか。

 

僕も今回の件で調べるまで知らなかったのですが、専門医として認められた歯科医は全国で884名。指導医にいたっては246名しか居ないそうです(2017年時点)。

 

僕の通う歯科医では「簡単な手術」のように説明して、施術を勧めてきました。しかし調べた結果この術式は高度なもので、症例を多く経験している少なくとも専門医から受けるべきだという結論に僕は達しました。

残念ながらこちらの歯科医院は上記の称号は保持していませんでした。

 

フラップ手術は調べれば調べるほど安易に同意していいような手術ではありません。

確かに僕の奥歯の歯周ポケットは6mm以上ありました。しかし歯石除去後には浅くなっていますし、歯のぐらつきもない。そのような状況で施術すべきなのか、大いに疑問です。

 

そこで僕は今掛かっている歯科医院での施術は断り、症状が悪化するようであれば近隣の専門医・指導医が在籍している歯科医院を改めて受診するつもりです。

 

www.perio.jp

 

近くに専門医・指導医が在籍する歯科医院が無い場合、ぜひセカンドオピニオンを受けられることをお勧めします。

セカンドオピニオンを受ける場合は、今掛かっている病院から「カルテのコピー」を貰いましょう。これを病院は拒否することはできません。

しかしコピーを出す際に開示費用として料金を請求される場合が多いようです。そしてその金額は病院によってまちまち。トラブルにまで発展する場合もあるようなのでご注意ください。

トラブルをさけ、新たな病院で状況を説明し検査を受けなおすのも一つの方法です。

 

まとめとして:歯を守るのは結局は自分自身

歯科医院だけでなく、患者というものはなんとなく「先生が言うからそうなんだろう」と、言われるままに治療を受ける方が多いのが現状です。

しかし、自分の身体を守るのは結局は自分自身です。

 

提示された治療法がベストの選択なのか、他に方法はないのか。

しっかり自分で調べた上で、最善の選択、後悔の無い選択をすべきです。

 

いつまでも健康で過ごせるよう、自ら情報を得ること、しっかりケアをしていくことを大切にしていきまよう。

 

にーに、偉そうなこと言ってるけど、結局は手術怖いんでしょ!

うぐっ(;´Д`) そ、そんなことは・・・(;^_^A

いいよ、いいよ。でも困る前にちゃんと治療するんだよ!

・・・ハイ(´・ω・`)(漆に諭されるとは・・・)

 

 

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