革新的なのに、発表した母体が問題とされたリブラ
どうも猩々猫です。
僕はなるべく早くセミリタイヤをして、猫の保護活動を生活の中心に据えたいと思っています。
そう思い始めたのは最近ですが、昔から「投資」と呼ばれるようなものはいくつかやっていました。もちろん、お小遣いの範囲での小額投資です。
株、FX、金積立、不動産などなど。幸いトータルとして損失は出ていませんが、セミリタイアを口にするなどちゃんちゃら可笑しい程度の利益です。
基本、興味を持ったら取り合えずやってみるスタンスです。FXは合わなかったので早々に退場いたしました。
そんな僕がこれまで手を出していないのが「仮想通貨(暗号資産)」です。
ビットコインで言えば1ビットコインが数千円の頃から知ってはいましたが、「どうなの?」と思っている内にあれよあれよと値が上がり、とても手が出ない価格になってしまいました。
もちろん現在でも購入可能ですが、あまりに投機的過ぎてもう手が出せません。
僕は、ですよ。そうです、基本ヘタレですので(笑)
仮想通貨の種類も増えに増え、もうなにがなんだか分かりませんもん。
そんな僕が、発行されたら購入してもいいなと思っていたのが、今回取り上げる「リブラ」です。
そもそも既存の仮想通貨とリブラが何が違うのか。
それはリブラには「価値を裏付けする資産」があるということ。
それゆえ、価格の変動が他の仮想通貨よりも小さく、より実用的に運用できるとされています。それが、ネット環境さえあれば世界中の誰もが使える「世界通貨」を目指すとしています。
実用的に使えて、なおかつ既存の金融インフラを一変させる可能性がある。
僕はこのリブラの構想が発表された時「こりゃ凄い」と単純に思いました。
そして、購入できるようになったら少額でも「まずは購入してみよう」と思っています。
しかしこのリブラ、Facebookの母国アメリカを始め、各国から懸念が出てなかなか一筋縄にはいかなそうです。
世界中からフルボッコにされるリブラ
リブラは米国からも、EU各国からも懸念が伝えられ、G20でも話題になりました。発行は難産になりそうです。
その懸念とされる第一の理由が「マネーロンダリングに利用される可能性」です。その他、倫理的な問題、技術的な問題もいくつも指摘されています。
しかし実際のところ、それは建前で各国とも既得権を脅かされることに神経を尖らせているのだと僕は思います。
要するに、リブラは本当に世界の金融インフラを変える存在に成りうると各国が考えているからこそ、その登場が恐れられているのだと僕は思っています。
そしてもうひとつ皆が心配しているのが、発行がFacebookであるということ。
これは実は僕も懸念していたりします。
「Facebookっていう会社はイマイチ信用できない」これが僕だけでなく、世界共通の認識だったんだなぁと今回の件で思いましたもん(笑)
これがもしAmazonからの発表だったら、反応は変わっていたのではないでしょうか。
出るのかな。出て欲しいな。出たら欲しいな。
リブラという通貨が本当に世に出るのか。それはまだまだ不透明だと言わざるを得ないでしょう。ひょっとしたら潰されてしまうかもしれません。
もしそうなれば残念なことです。
しかし、この「世界通貨」という概念は、いずれきっと誰かがやるでしょう。
もうそれは変えられない流れだと思います。
その時、とりあえず僕は「一口乗っておこう」という選択をするはずです。
▼よろしければクリックお願いいたします。