こぼしちゃったら、じゃないわよ。こぼしたんでしょ?
・・・はい(´;ω;`)
しかも初めてじゃないわよね、2回目よね?
・・・はい(´;ω;`)
ねーねも怒ってたでしょ?
いえ、静かに「パソコンしながら飲み物飲むの禁止」と宣告されました(´;ω;`)
実刑判決、情状酌量の余地無し。ってわけね。さすがねーね、恐ろしい女だわ。
初動! なにはさておき初動!
「うわ~っ! やっちまったぁ!」
「バカバカ! 俺のバカ!」
うんうん、分かります。パソコンのキーボードに飲み物をこぼす。それどころか、その程度では表現が生ぬるい、飲み物をぶちまけちゃった、そんなことがもしも起こってしまったら、そりゃあもうパニックですよパニック。
嫁さんには怒られるし、またいらん出費が発生するかもしれないし。
でもまずは落ち着いて! いや落ち着かなくてもいいから次のことをやってください。
1.線を抜く! まず線を抜く!
デスクトップパソコンなら本体との接続を外します。ノートパソコンなら電源ボタンを押して強制終了! とにかく通電を止めることが大事です。
通電さえ止めてしまえば、最悪ショートは防げます。それから落ち着いて対処すればよいのでです。続いて行うのが・・・
2.キーボードを裏返し、水分をふき取る。
デスクトップパソコンの、キーボードが線で繋がっただけのものならこれだけでかなり救命の確率は上がります。あとは乾くのを待つだけです。必要なら分解しての洗浄も行いますが、そこからは完全に自己責任の世界。保証も受けられなくなる可能性も高くなりますので僕はあまりお勧めしません。
ノートパソコンの場合はより深刻なのでもう少し詳しく。
まず同じように本体ごと裏返します。画面は開いた状態で裏返しましょう。もしも液体が底面にまで回ってしまっていたら、それも良くふき取ってから裏返しましょう。なによりメイン基板に液体が到達させないことが大事なのです。大げさではなく、1分1秒を争う作業だと言ってもいいでしょう。
裏返したら、次にバッテリーを外しましょう。
電源ケーブルを本体から外し、バッテリーも取り除きます。バッテリーを外しておかないと、ショートの危険性は無くなりません。
そこまで行って、外から拭けるだけ水分を拭いたら、後は内部です。カバーを取り外し、可能な限り水分をふき取ります。ハードディスクユニット、内部電池も取り外せるようなら取り外しておきます。しかし、先述の通り保証を受けられるかどうかという問題もありますから、行う場合は自己責任で、無理のない範囲で行うようにお願いします。
3.風通しの良いところに置き、乾燥させる。
ぶっちゃけ、後は乾燥を待つしかありません。風通しの良い場所で乾かしましょう。ドライヤーを用いる場合は低温または送風モードで。
完全に乾くまで、最低2~3日は置いておくようにしましょう。
デスクトップパソコンのキーボードなら、繋いでみて全てのキーが効けばそれでいいですが、ノートパソコンはそうはいきません。乾いたと思っても電源は入れず、メーカーに問い合わせることを勧めます。大切なデータの入ったパソコンです。今回の話は「メーカー修理に出さなくても済むようにする」ためではなく「被害をなるべく最小限に、少なくともデータだけは助かるように対処しよう」という話だと思ってくださいね。
にーにのノートパソコン、前回の時は結構な高額修理になったのよね?
はい・・・、でもデータは復活できたんだよ!
で? いくらかかったの?
・・・7万円弱(´;ω;`)
それなのに今回もまたやったちゃったのよね? 今回は?
今回はまだ乾かしてる途中です。でも今回は外付けキーボードだから。
ふ~ん、まともに動いてくれるといいわね。動かなかった方が面白いもの見られそうだけどね( ̄ー ̄)ニヤリ
・・・恐ろしい事言わないで(´;ω;`)
転ばぬ先の杖!
最後に、僕のような事にならないように、ちょっとしたアイテムを紹介します。
みなさまご存知、100均のダイソーにこんなもの売ってました。
これがいいんです!
テーブルや机のへりに噛ませて、そこにカップを置きます。
使用感はこんな感じ。
これなら、コップが倒れにくくなりますし、万が一倒れてもキーボードに飲み物がかかる危険性はぐっと減ります。
このアイテムを見つけたのは、今回こぼしちゃった翌日。
1日早く出会っていれば、今回の記事は無かったかもしれません。
あと1日早く出会っていれば・・・(´;ω;`)
※経過報告:6月23日現在、外付けキーボードは問題なく動作しております。ありがとうございます(⌒∇⌒)
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