まっぴらごめん~50歳からのセミリタイア挑戦~

老後は好きなことして過ごしたい! 生活のために働き続けるなんてまっぴらごめん。余生を「猫の保護活動」に注力するため、セミリタイアを目指して奮闘する日々を綴ります。

necotto誕生物語 #01

セミリタイアへの道

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セミリタイアを実現させる為の第一の布石。それが「保護猫共生賃貸® necotto」です。1LDK全6室のアパートで、昨年7月に開業いたしました。残念ながら未だ満室には至っておりませんが、まずはこのアパート経営を軌道に乗せ、そこからセミリタイアを実現したいと思っています。

そう、僕にとってはまずnecottoありきなのです。necottoが完成し、もっともっと深く保護猫の活動に関わっていきたいと考えた時に「だったらいつまでも雇われで働いているわけにはいかない」との考えに至ったのです。

 

このnecotto、完成までにはかなりの苦労や物語がありましたので、折をみてその経緯を紹介していきます。今回はその一回目です。

 

きっかけは消費税増税

H27年(2015)春。当時はまだ消費税8%→10%への増税がH29年(2017)4月とされていた頃です。この時期というのはH27年(2015)10月だったものを延期していたものだったため、もうこれ以上の延期はないだろうと考えていました。ちなみに、すでにこの頃は第二次安倍政権でした。

 

僕の家は県道沿いにあり、一階を貸店舗としてその二階に住んでいました。しかしその家も築40年ほどになり、3区画ある店舗の入居は1店舗にとどまっていたのです。せっかくの道沿いの物件なのに、薄汚れた「入居者募集」の看板が貼りついたシャッターが車が通るたびにガタガタと音を立てていました。

そんな時に目にしたのが「消費税増税の前の駆け込み需要」についての番組。まだ本格的に駆け込み需要が始まってた時期ではありませんでした(後に再延期されますし)が、私は「今だ」と直感的に感じました。年齢的にも大きな借入れが出来るのもそろそろ限界だろうと思いましたし(実際そうでした)。

 

建て替えだ!

まずは何を建てるか。県道沿いではありましたが、駐車場は無く建て替えて新たにそのスペースを設けるほどの広さもありません。ただし駅近。そこで「貸店舗では無くアパート、しかも他に無い特色のあるもの」というアイデアが浮かんだのです。アパートにしても駐車場無しというハンデを覆すだけの魅力が必要だし、今後人口が減って行く中で普通のアパートを建てても先細るだけだと考えたからです。

そして特色を出すなら自分の好きなこと、自分の詳しい事。そこから結論は早かったです。好きなこと=猫、猫可アパート、いやどうせなら猫専用、しかも最低1匹は保護猫を飼うことを条件にしたらどうだろう? こうして「保護猫共生賃貸®︎ necotto」の構想ができました。

 

そこから僕たち夫婦の見積り行脚が始まります。その前に感謝しないといけないのは私の突然の提案に真摯に耳を傾けてくれ、同意してくれた妻に対してなのですが。彼女にはこれから多大な苦労をかけることになります。

 

まず以前お世話になった工務店、大手建築会社、アパート専門の会社、近くて評判の良さそうな会社、片っ端から評判などをネットで調べていきました。そしてこれはと思えた会社5社に見積もりの相談をお願いすることになります。

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ここからが、完成までの3年にわたる困難との戦いの始まりとなるのです。

                               つづく

 

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